ケンカの仕方を知らない大人が増えている_その3

ケンカの仕方を知らない大人が増えている


ケンカの仕方を知らない大人が増えている。


どんなに辛いことや憎いこと、不満があっても人の命を奪う権利は誰にもない。

その人の人生の時間を100とした時、過ちの時間は1だったり10だったりとする。その人のいい面や悪い面を合わせて100とした時、悪い面はその一部、または何割かだとする。

そう考えた時に、その人の一時、一部だけの悪い面、または嫌いな面をみて感情的に人の命を奪うのはどうだろうか。


過ちや悪い面に対して、対抗することは構わない。
けれどその人の100全てを奪ってはならない。
それがケンカというものだ。


ケンカには、妬みや憎しみからなるもの、抗議、相手への不満、派閥抗争など色々ある。子どものケンカ、大人のケンカ。
そしてケンカは理由があってするもので、意味もなくするものでない。

ケンカの仕方を知らないで、大人になると加減や自制がわからなくてつい命を奪ってしまう。そんな大人が今は多い。

そして、我慢することを親に教えられて育っていない大人、自制心を働かせることができない大人も多い。


昔は子ども同士、中高学生同士で取っくみあいのケンカしたりしてこれ以上やってはヤバいということを学んだし、親や近所の人がしかってくれて、先生にげんこつかまされたりして我慢することややってはいけないことを自然に教えられた。

けれど今はそういう機会が減って、親も必要な躾をせず子どもを甘やかすようになった。
親の躾は子どもが小さい頃が肝心だ。


子どもときから、こういったケンカの仕方を親や先生が教えないといけない時代になっていると思う。
感情的になって人の命を奪い、取り返しのつかないことになる前に。

小さい頃からケンカは人として成長していくためにある程度は必要だ。
口ゲンカ、取っ組み合いのケンカ、兄弟喧嘩・・・。

ケンカを経験することで、自分の痛みと相手の痛みを知り、これ以上やったらダメだと線引きを知り、お互いを尊重する気持ちが芽生える。


漫画「ろくでなしBLUES」「クローズ」のような世界は昔には普通にあって、今は消滅してしまっているけれど、そういうケンカで学ぶことを教えてくれる。
不良やヤンキーは、全く意味のないものでもないんだ。

そう最近すごく思う。


ただ、今さら不良やヤンキーの時代を取り戻そうといっても無理なので、ケンカの仕方を子どもに教えられるような大人ではいたいと思う。
そしてそんな大人が増えてほしい。


ちょっとした事でキレて、取り返しのつかない事件を起こす大人が減るためにも。




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