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ボクとワタシたちは、ほとんどの事を知った気で過ごしている


2021年、今という時代は情報過多で、利便性によって恩恵を受けつつも、デメリットな面もクローズアップされるようになってきました。

そこで今日は「ボクとワタシたちは、ほとんどの事を知った気で過ごしている。」ということについて書いてみようと思います。


海外で起きている内紛のことや、政治のこと、有名人・芸能人のこと、会社やバイト先の人のこと、学校の先生のこと、友だちのこと、家族・姉弟のこと・・・そして自分自身のこと。
皆さん知っていることは多いと思います。

自分の目で見たり、直接あったり、話をしたりしていないことでも、色んな情報がTVやネットなどのメディアから、口コミや噂で流れてきて、目や耳にするでしょう。
なので、大抵のことは「らしいね」「見た見た」「マジか」なんて会話があちこちで成立しています。
例え、それが正しい情報なのか、ウソの情報なのかの選別がされていないものであったとしてもです。

情報は、その情報を流した人の主観が加えられている場合がありますから、真実からはほど遠いこともざらにあったりします。けれども、その情報があちらこちらから、どんどん流れてきて、色んなメディアで取り上げられるとそれが本当なんだと信じてしまいがちです。


では、今度は自分で対面したり、肌で感じた情報についてはどうでしょうか。
自分の目で見たり、直接会ったり、話をしたりして得られた情報は、ウソの情報との選別はされていて、その点では正確さが高いと思います。
ただ、自分の目で見たり、直接会ったり、話をしたりして得られた情報であっても、その人のことが解るのはほんの一部分だけです。
例え、長く付き合っていても、「そんなこと知らなかった」なんてことはよくある話だったりします。

それはなぜか?というと、人は、時と場面で建前で話をしたり、見栄を張ったりするし、オンとオフを使い分けたりするし、本当に気心知れた人にしか本音や本心を打ち明けたりしなかったりする生き物だから。
なので、一番正確な情報は気心知れた人しかわからなかったりします。


次に、人は、流れてきた情報が正しい情報なのかどうかと、自分の目で十分確認していないのに、あるいは確認したとしてもその人の一部分を短時間だけ見ただけなのに、「あの人はこういう人だ」と思い込んでしまったりすることがあります。
(人でなくある出来事についても、「あれはこういうことだ」と思い込んでしまう。)

それは、第一印象である程度、好きか嫌いかに選別されることとよく似ているかもしれません。

流れてきた情報の対象をTVや直接を問わず目で見ていて、第一印象で感じていた印象と同じ傾向の情報なら、「あっやっぱり」とすんなりと受け入れてしまいがちですが、
第一印象で感じていた印象と違うなら、「そんな一面があるんだぁ」もしくは「それは嘘っぽくない?」と受け入れにワンクッションの思考が入ります。

つまり、第一印象と見聞きした情報の一致、不一致で、すんなり受け入れるかどうかも変わりますし、その情報を流している人に好感や信頼しているかどうか次第でも変わってしまいます。
あの人が言うなら、おそらくそうなんだろうみたいに。

それでもって人は、色んな湾曲要素たっぷりの情報をあたかも決めつけのように、まだ知らない他の人に拡散してしまったりするから、本当にしょうがない。
だから、見聞きした情報がどこまで正しいものなのか、自身で確認することが大事なことだと思っています。

しかしながら、ボク、ワタシたちは、いちいち日々大量に流れてくる情報が正しいかなんて、よっぽどその人のことが推しでない限り、よっぽどの関心事でない限り、時間をかけて真剣に調べたりはしないでしょう。

だから、流れたきた情報に対しては、

「そうなんだぁ」が基本姿勢になってしまいます。


「それは違うんじゃない?」となるのは、よっぽどその人のことが推しか、よっぽどの関心事で普段から知っていることに絞られると思います。

情報過多の今の時代、そんなに関心が高くないものに対しては、「そうなんだぁ」と受け入れられるということが、日本中、いや世界中で起きている。
それが現実だと思っておいた方がいいです。

だから、情報は怖い。


「信じる、信じないはあなた次第」なんて言いますが、ここで書いたように情報が流れた時点で、「そうなんだぁ」と大抵受け入れられてしまいます。
なので個人的には、見聞きした情報だけを元に噂話をしたり、拡散したりするのは好きではなく、それは無責任な行動だなぁと思っています。
誰かに何かを話したい、伝えたい時は、自分の目で見て、聞いて、感じたものに絞るように心掛けてはいるつもりです。

人には、良かれ悪かれ表裏があったり、知らいない一面があったり、短所もあれば長所もあります。その人が「こういう人だ」と一部の行為や、流れてきた噂で決めつけるのは、ワンクッションおいた方がいいと思っています。

少しでも正確に、真実を捉えるために。
そして、何かがきっかけで自分や大切な人が誤解されないようにするためにも。

自分自身で十分確認した情報のみを流すようなモラルが、今一番 私たち人にとって必要なことだと感じています。




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