いますよね
待ち合わせ時刻や、会社の始業時刻にいつも遅れるひと。

数分～数十分遅れて、何の連絡もなし。
しかも、反省して改善しようとする素振りもない。

まぁ そういうひとは、わたしが知る限り、成功したり、幸せになっているひとはいません。
逆に成功しているひとは、時は金なりという意識が強かったりするので、より厳しかったりします。

数分の遅刻がと思うかもしれませんが、それがそのひとの信用を失い、やる気がないと思われ、チャンスを逃してしまったり、評価が下がってしまったりすることが多々あります。

また、遅刻が常態化すると、時間のルーズが私生活のルーズ、仕事のルーズへと波及･伝染していきます。
ルーズが甘えになり、甘えがルーズになり･･･とルーズが転移していきます。

そして、お金のルーズまでたどり着いた時には、ふと周りを見渡すと、ひとが離れてしまっていて、誰もいなくなっていたりします。
こうなった時には、時すでに遅しです。

約束した時間に来ない、期限を守らない、貸したお金を返さない･･･
口だけで行動が伴わない･･･

こうなると、そりゃそのひとを信用できないものですね。
信用できないひとには、任せることができないし、お金を貸すこともできないし、関わりたくもないと思うのが、ひとの常でしょうしね。

わたしは、今では会社で後進を育てる立場にあるため、特にこれからを担う若手には、時間にルーズにならないよう指導しています。
それもひとえに、幸せな人生を送ってもらいたいと思っているから。

意外に誰も教えてくれなかったりする大事なことを、せめて自分だけは教えておこうと日々向き合っています。
まぁ 若手は数分の遅刻がそんなに悪いことなのかと思っていることでしょう。
けれども、その大切さに10年後、20年後、ふと振り返って気づくことができたなら、それでいいと思っています。

・時間や期限を守ることで信用が得られること
・約束したアウトプットを出すことで信用が得られ評価されること
・それを積み重ねることで評価が上がり年収も上がること
・そして自分に自信がついていくこと
・自身がつけばいきいきと行動でき成功のチャンスが広がること。

このプラスのスパイラルを得るための、最初のスタートは「時間に遅れない、守ること」であることは知っておいてください。

そして、それはやがて信用に繋がり、お金に繋がり、人生の生きがいに繋がっていきますから。

「人は易きに流れる」という言葉にあるように、人は放っておくと無意識のうちに楽な方へ、楽な方へと流されて行きやすい生きもの。
ひとつのルーズが許されたと思うと（実際は許されているのではなくて、見放されていることが多いが）、次は別のところでルーズが許されるかを試すようになっていきます。
楽な方へ楽な方へとポジションを取っていくうちに、信用も大事なひとも無くしていきます。

なので、ある程度自分を律する、コントロールすることが大切で、それをするかしないかで運命は変わっていくし、人生に差が出ます。

どの道を選択するのかは皆さんの自由です。
易きに流れる道を選ぶか、高みを目指す道を選ぶか、その間の道を選ぶか。
けれど、その選択に応じて人生が変わっていくということは頭の片隅においといてください。

今、バカリズムさん脚本のドラマ「ブラッシュアップライフ」にハマっているのですが、それを観ながら、よりそう思うのでした。（余談）

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