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❢❢?🌡️寒い

 907 文字

 季節は駆け足・・イヤイヤ瞬足だわ。
 なに〜朝のこの寒さはなに〜😱モコモコ上着にするべきだった。
 ワイパーを作動、視界を良好にする筈が ⁉ 😱ズザザの音が聞こえる。
 所々凍っているわ~エンジン作動、すかさず発進したいが、エンジン可愛いいから少しアイドリングした方がいいのは知っている。

「5分程エンジン温めてから発進して下さい、ウオーミングアップは絶対必要なんです。
 人間もいきなりハードな動きは危険、身体を馴らししてからが一般常識ですよね」

 オイル交換、定期点検、車検を行った時々にそれとなくおっしゃっている、車売る会社のスタッフの言葉。
 知っていまーす、重々百も承知しております。
 でも、これっくらいでいいかなー、待つ事一秒の長い事と言ったら・・長過ぎる気がしてならない。
 東の空は山吹色、太陽さんは未だ太平洋の真ん中辺りかしら、4時半ブルッと凍る寒さ一桁の気温、等と7時のニュース、寒くなってしまった、オマケにライト点灯暗くなって、季節の早さにシカとする。

 秋晴れ薄い雲がたなびき、昼間の温度は半袖でもよろしいですよと空が言う。
 ヒュウーとする外気に何時もは上げない上着のジッパー、風景の色は未だ黑が多いが見える。
 安全走行上ライトは付けなければならない。
 あの銀狐の子供がいた場所に差し掛かり、キョロキョロ探して、やはりもう子別れの時期、いる筈ないわよね。
 諦めて遠くを見渡した。
 いました、尻尾の先が真っ白、50メートル程先のアスファルトの脇を走って逃げている。
 大きくなったわ、身体は全部綺麗な濃いグレー、しなやかに草むらに消えて行った。
 銀狐が飛び込んだ草むらの横に停車、ほんの少しで良いから近くで見たいと思ったが、願いは叶わなかった。
 でも安心、これから厳しい冬に備えて、色んな事覚える事沢山あるわね。
 あの可愛らしかった小さな身体は大きくなり、立派なフサフサの尻尾は冷たい空気の中で、ぴょーんと見えて草むらの中。
 今日へ私は走り出し、事細かく色んな事をこなして、ヤレヤレこんな時間、まだまだしなければならない事沢山あるわね、晴れ渡った空の西、空を焦がして太陽下り坂。
 
 
 
 

#エッセイ


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