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未来と言う明日

 734文字

  凍った土の中からモコッ、ポコッ、あちらにもこちらにも、春告げ可愛い、愛おしさで食べてしまうけど、そんな蕗のとうが成長して来た姿に、巡る時間の速さを感じてしまう。
 5月の中頃になるとピヨ~ンと背が1メートル以上になり、種を飛ばし始め、その頃には蕗の葉も成長して、食べ時を日々見つめる事になる。
 蕗のとうの成長を見つめ続ける私は毎年・・・何十回 ? かな (笑) 種を飛ばし始めている蕗のとうには、可愛らしさも何も感じられない、季節の巡りを思い空を見上げ、その伸びて風に揺らめく様は決して可愛らしかった頃の面影は微塵もない。
 あんなに可愛かったのに~、こんな姿になってしまって~、と出来るならば見ないでおこうか私よと、自問しながら寂しく感じてしまう、それも毎年同じ思いで見つめている自分を発見してしまった。
 (笑)大袈裟に言うならば、生きる全ての物・者達の生と死を見つめている様な心持ちになってしまうからいけない。
 
 路面にはカラスが何かを発見してついばみ、こちらの距離を見計らい飛び除けて、近くの電線に泊まる、キタキツネが急いで道を横切り、雀ではない鳥達がせわしなく車の前を横切る、鳩などは身体が重いのだろうか ? カラスの様には飛び立たない、こちらがスピードを緩めてあげないとぶつかってしまう。
 鳩の飛び立つ様は健気で必死さが伝わって来る、身体に対しての翼の小ささに驚いてしまう。
 あの翼で何千キロも飛び、帰って行く伝書鳩、何故か泪を誘っているわ。

 今日も羊毛チクチク作り続けなければ~(´;ω;`)いけない私はストレッチ、ストレッチしないと、肩こり足の退化が始まるから大変ね、目がショボショボ(´・ω・`)文字がボワ~ン (笑)
 
 
 
 




 
 
 
 
 
 

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