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肌断食がズボラな私には最高のスキンケアだと感じているワケ

私は5年前からゆるく肌断食を実践している。

5年前、当時は全国各地でバイトをしていた。リゾートバイトというやつだ。
だから普段出会わないような人たちとの出会いがあって、自分の中で作り上げられていた当たり前を変えることができた。

今回話す肌断食は、全身石けんで洗っている同僚、ポイントメイクをワセリンで落としている同僚に出会ったことがきっかけで始めた。

今ではもう一生肌断食だなと思うほど気に入っているので、どこがそんなに自分に合っているのか振り返りたい。

化粧を落とすことが面倒臭い

お化粧は好きだ。
一重なのでバチバチにアイメイクした方が自分に合っている。
大問題はお化粧を落とす方にある。

昔はクレンジングと洗顔のダブルパンチだったが、まずは石けん落ちメイクに変えて、クレンジングをやめた。
その頃はまだ肌断食を知らなかったので、参考にしたのは以下の本。


クレンジングをやめただけでも私には劇的な変化なはずで、行程は1つ減ったはずなのに、石けんで毎晩顔を洗うことが死ぬほど面倒くさかった......

しっかり石けん落ちメイクを全顔に施しているのに、石けんで顔を洗わない日も余裕であった。
その頃はリキッドメイクが大好きだったし、仕上げにパウダーもしていたので、寝る前に洗わない日があると、毛穴は当然黒くなった。
でも大丈夫、化粧で隠すから。という負のローテーションで回していた。

問題は、お風呂に入ったら、洗う時間よりも湯船に浸かっている時間が好きなこと。
だからなるべく洗う時間を少なくして、できる限り湯船に浸かっていようと思ったら、お肌に何も塗らないことが一番だなと思った。

少しずつ塗るものを減らして洗う箇所を減らしていった。コロナ禍も相まって、ファンデーションを止めるのは意外と簡単にできた。
(マスクを外す時は非常に勇気がいったけど)

今では肌には何も塗っていない。
日焼け止めもやめた。(落とすのが面倒臭いから)

アイメイクはバチバチにやっている。
昔は練りメイクが好きだったけど、今は全てパウダーに変えた。少々化粧を落とさなくても、汗である程度落ちると思っている。
私に肌断食のきっかけをくれた同僚のように、今はワセリンでアイメイクを落としている。

お風呂上がりも肌には何も塗らない。
乾燥が気になる時だけワセリンを足す。

楽だ。楽すぎる。
ズボラな私には完璧な方法だ。
何故私は何も疑いもせず面倒臭くて性格に合っていないことをずっとやっていたんだろう。


自分の本来の肌がそもそも韓国人みたいな透き通った肌じゃないことに気づく

私の幼なじみは韓国人と日本人のクォーター、そして日本に住んでる韓国人。
小さい頃から2人の綺麗な肌を見てきたから、私も頑張ればあんなに綺麗な肌になれると思っていた。

私の肌は小麦色に焼けやすい。むしろ健康的な小麦肌とよく言われる。
だから私の肌本来が持っている力で、2人のような韓国美を求めるのは間違っていると気付いた。

それからはヘルシーな小麦肌が好きになった。
ヘルシーな小麦肌の魅力を最大限に活かすには、お肌に何も塗らずにありのままでみせること。
(ズボラの言い訳ともいう)

何も塗っていない状態のシワやシミ、ニキビの跡も全部私の歴史だなと思って、日々顔の変化を楽しんでいる。

何か理想としているテンプレを目指して毎日同じように化粧をするのではなく、その日の自分の肌状態、疲れ具合、どうなりたいかに合わせて、化粧をするようになった。

完全に化粧は私にとってしなくてはならないものではなくなった。
その時からさらに化粧が好きになった。

日本ではない国で暮らすことが好き


私はこれまでに2回ほど日本以外の国に長期滞在している。
1度目の長期滞在はまだ肌断食に出会う前だったから、2年分の化粧品、スキンケア用品をスーツケースに詰め込んで日本を出た。2年後全く使わなかった化粧品がいくつもあって、大量に廃棄してしまった。

2度目の長期滞在は、石けん落ちメイクに移行後だったので、石けんと少量のスキンケア、メイク用品だけを持って日本を出た。
足りなくなったら現地で買えば良いという思考も持ち合わせていたので、無駄にすることなく使い切ることができた。

今では旅行のときは、ワセリンと、必要な泊数分に切り分けた石けん、アイメイク用品のみ持っていく。

楽すぎる。
まず国際線での荷物検査がとんでもなく楽になった。
ワセリンだけジップロックに入れて、それで終わり。
(預けれ入れがあるときはもちろんそちらに入れるけど)

旅行よりも長期滞在が好きだから。
肌断食はどこの国の暮らしにも順応できる。


地球にもお財布にも優しすぎる


言うまでもなくお財布に優しい。
毎月買っていた化粧水や乳液、オイル、クレンジング、洗顔が、1年に1度1000円のワセリンを購入するだけに変わった。
私が石けん好きなことを周りの人が知っているのでプレゼントでいただくことが多く、3年は石けんも買っていない。(使う石けんにこだわりがないから、ズボラで良かったと思う)

下地、日焼け止め、ファンデーション、お粉を使っていたベースメイクが素肌に変わったことで、ポイントメイクの種類を増やすことができた。カラーメイクが好きなので色味を増やせて心の安定につながっている。

そして必要以上に界面活性剤を垂れ流すことが好きではないので、1日1回石けんで洗うときがあるかないかを行き来している程度のスキンケア方法は、化粧は楽しみたいけど、地球に優しくしたいと言う心の葛藤にも合っている。

地球と財布に優しいってことは、私にとっては自分に優しいことにつながる。最高だ。


もう一生肌断食がいい

私の肌は艶肌でもなければ、シミひとつない綺麗な肌でもない。
可もなく不可もなくというのが一番相応しい。
肌が荒れることはないが、正直いって肌が劇的にピカピカに綺麗になることもない。

それは何年もの間、化粧を落とさない日があったからと思っている。
長年の蓄積から劇的なリカバリーをみせることは難しいけど、不可がないならまあいいか、と今の肌状態が気に入っている。

自分の肌が好きになれて、良いとこばかりが目につく肌断食は、私の性格にあったスキンケア。
(正直ケアをしていないからスキンケアと呼ぶべきか悩む)

この先はずっと、肌断食推しだと思う。




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