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おめーのジャージ買ってやるよ

来世は世紀末のワーポーでそう言いたい。

あ、ワーポーってワープアではなく
横浜ワールドポーターズの略だそうです。

昨日今日と2日間、アカシックというバンドのライブに下北沢まで行ってきた。

おめーのジャージ買ってやるよというのは
そのボーカルの理姫さんが元カレに言われた一言だそうで。


この一言で引くか引かないかというのはその人次第、
というかまぁきっとこれを読んでいるようなほとんどの人は
んなこと言われたらドン引きだわっつーかそもそも付き合わねえ。
というが大多数であろうことは予想がつく。


それでも好きな人にこれ言われたら、
え?プレゼントしてくれるの?しかもアディダスでお揃いじゃん!うれしー
となるものなのかもしれない。いやなりたい。


わたしとしてはこの一言って今風に言えばエモいというか、
センチメンタルになるというかなんかとても好き。


馬鹿にしているわけではなく
(第1にアカシックというバンドはここ2年くらい一番聴いているバンドの1つ)
この男女2人の世界の狭さというべきか閉ざされた世界というべきか、
世界の広さ、多様性に目を背けた関係性っていいよね。


ふつーに考えたらジャージいらねえよって感じじゃん。
プレゼントは嬉しいとしてジャージ?って感じじゃん?
ダイア欲しいじゃん?


それでも自分が好きでよく着てるジャージを彼女にあげたら喜ぶという
その疑いのない思考、最高に可愛いよね。好き。


プレゼントを考えるとき
あーこれは嫌かなぁとかもっといいのがあるかなぁとか
ネガティブとまでは行かなくても他にある無数の可能性について
考えを巡らせてあーでもないこーでもない考えて嫌になる。


その可能性を考えないおつむ、
或いは
そんなことを考える必要のない関係性
(オレが好きなものはオマエも好きみたいなこと)
になんだか漠然と憧れる。


自分と好きな人のことだけを考えてそのためだけに生きたい。


あー誰にもわかってくれないんだろうなと思いながら、
今日もこのとりとめのない逡巡を垂れ流す。 








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