Beauty Japanへの挑戦⑪「Beauty Japanの7つのコンセプト。Beautyについて」

2024年4月27日(土)
ぎふメディアコスモスで行われる
Beauty Japan岐阜大会2024
 コンテストに挑戦する、私のリアルな心情を書き記して行くシリーズ。

Beauty Japanの7つのコンセプト


BEAUTY  美しく生きる
CAREER  キャリアを培い、活かす
SOCIALITY 社会で輝ける人材に
CULTURE  文化的な創造を
ENTERTAINMENT 芸能的才能を磨くINDEPENDENCE 社会的に自立した女性にFASHION  流行を生み出す


 今回は「Beauty」について私なりに解釈してみた。

 

私のBeautyのお手本は、2人のおばあちゃん


 父方のおばあちゃんとは、高校卒業までを一緒に過ごした。
 怒った姿、誰かの悪口を言っている姿を見たことがないほど。いつも穏やかで優しく包容力があった。
 家業、畑仕事、季節の手仕事、ご飯作り、家の掃除…常に働き回り、「お役目があってありがたい」と。誰かのために費やす労力も惜しまなかった。
 自然、ご先祖さん…あらゆるものに感謝し、毎日手を合わせていた。物も大切にし、ほつれたら繕い、壊れたら直すの繰り返し。
 そして、学ぶことを辞めなかった。雨で畑仕事が出来ない時、体を悪くして動けない時は、本を読んでいた。「漢詩」を読んでいると聞いた時は驚いた。そして、私にいろんな人生の教訓を教えてくれた。
 

 母方のおばあちゃんとは、大学生〜社会人数年を一緒に過ごした。一度実家を離れたかった私は、母の故郷である京都に。おばあちゃんと2人で暮らした。
 外出する時は、たとえ近所に買い物に行くだけでも、必ず身なりを整えていた。 
 そして躾に厳しかった。玄関で靴を揃えること、ご近所さんへの挨拶、靴下の穴や服のほつれ…ありとあらゆることを注意された。当時は反発してしまっていたけれど…後々考えると大事なマナーを躾けてもらえたと心から感謝している。
 そして、裏表のないはっきりとした性格。媚を売ることもしなければ、謙遜しすぎることもない。どんな相手や状況でも揺がない「自分」でいた。
 そして、「食」をとても大切にしていた。旬や京都のおきまり料理はどんなときにも逃さず。食材も余すことなく使い切る。受け継がれてきた伝統の料理もたくさん教えてもらった。
 買い物も近所の商店街で、八百屋、お魚屋…一軒ずつ回り店主さんと世間話をしながら。そんな姿に憧れた。
口ぐせは、「今日も美味しく食べられて幸せ。」 
 

 2人ともこの世から去ってしまったけれど、心の中では生き続けていて。
 事あるごとに、心の中にいるおばあちゃんに問いかける。「おばあちゃんならどうする?」
 ずっと私を導いてくれる大切な存在。


 私にとっての「Beauty」は、2人のおばあちゃんの生き方そのもの。


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