老若男女・運転技術の「平均化」

ニュースが跡を絶たないのが、車の事故。逆走も多いが、目立つのが「アクセルとブレーキを、踏み間違えた」類いだ。40代以上で多いと思うが、顕著なのが高齢者。70歳以上だ。年齢があがればあがるほど増える。男女差としてはどうだろう?左程、関係あるまい。

どうして、高齢者ドライバーは事故を起こすのか?「運転を控えた方がいい」周囲から言われているにも拘わらず、「大丈夫だ」と思うのか?自尊心。「俺(私)に限って。まだまだイケる」プライドがあるからであろう。気持ちは分かるが、身体は正直。知らず衰えている。そして事故を引き起こす。そうならない為、改たな自覚を持つ為に免許更新制度があるのだろうが、高齢者対象のそれに、改善の余地がありそうだ。

免許更新の時、特に後期高齢者(75歳以上)は特別講習を受ける。結果によって判断が下されるのだが、本番(テスト)に強いタイプ。テストと書くと学生時代を思い出すが、普段は宿題以外しなくても、やたら本番に強く、満点を弾き出すタイプがいるだろう。擬え、普段は危ない運転をしていても、やたら本番に強いタイプ。そういう類いの技能試験で、試験管の眼を誤魔化せる(?)タイプというのが、世にはいるのだ。

ウチの亡父がそうだった。時にかなり危なかった。幾ら亡母が注意しても、全く聞く耳を持たずにいた。だが、やたら本番に強いので、免許更新の時の技能講習では、そこそこ高い評価を得られるのだ。学生時代も試験もかくの如きであったのだろうか?

亡父だけではない、案外多かろう。「高い評価だったんだ」「お墨つきなんだよ。俺(私)の運転技術は。国が認めてくれたもんねぇ~っ」ヘンな自信もあって、危ない運転のまま突っ走る。で、事故を起こす。

だから日々、運転技術を調査。管轄する免許証センターにデーターが自動的に送付される仕組みを作る。一週間に一度、平均化。数値によって返納度数(?)を決めるようにしたらどうだろうか?高齢者に限らず、老若男女。免許を取ったその日から契約書にサインをさせ、印鑑をば。フフフ。これで決定的なものとなり、言い逃れは出来まい。

#未来のためにできること

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