見出し画像

引き算の介護

四国遠征レポートin宅老所生き活き家(徳島)

夫婦経営の先輩介護事業所。
僕が代表金岡さんの尊敬してるところの1つに事業運営の前提にブレがないところ。
事業運営をしていると、奥さんよりも事業、奥さんよりも会社へと突き進んでしまう葛藤がある。

金岡さんの場合は、会社の代表としての自分だけでなく夫や父親としての自分も大事にしている。
いや今の時代は誰でも大切にしているとは思うが、金岡さんの場合は割合が違うというか優先順位が違うというか、たぶんどうしても

どちらかを判断しなきゃいけない状況がきたら迷わず奥さんや家族を選ぶと思う。


それが僕にまで伝わってくるんだからやっぱり凄いよねえ。しかもね、金岡さんの場合は、そうすることが会社にとっても1番いいし、地域にとっても1番いいはずだという確信もあるのだ。ヤバいでしょ笑

会社と家庭のどちらかを犠牲にしてるわけじゃない。両方を狙いに行く

それが最先端の健全経営。

僕が訪問した時だって、育休中の奥さんが休んだスタッフの代わりに急遽夕飯を作りに現場入ってた。

なぜか知らんけど僕が「出勤ありがとうございます」って言ってしまったよ笑

ふとソファを見ると生後3ヶ月の双子の赤ちゃんが寝ていて認知症の婆様が子守りしてる。

ヤバいでしょ。自然すぎるけん。一緒に生きてるけん助け合うんよ。

奥さんや家族を大切にすることが、お年寄りやスタッフを大切にすることとリンクする。

どちらかじゃなくてどっちも。

この文章を書いてたら松下幸之助が言ってたリーダーに必要な3要素をふと思い出しました。

1愛嬌がある

愛嬌があるって隙がある余白がある緩さがあるってことだと思うんだけど、金岡さんは一緒に呑んでいても自分の事業所の強みだけでなく弱みもちゃんと教えてくれました。弱さを公開できるしなやかな強さ。金岡さんの奥さんも「うまくいかんことばっかりよー」て言いながら豪快に笑ってました。

右端が金岡さん奥さん

2運が強そう

事業投資の為の借り入れは避けて通れない。でも金岡さん夫婦は明るい。大変なこともあるだろうけど楽しそう。お子さんも5人。上の女の子3人と双子の弟2人。絶対に運強そう笑


運が強そうな女性陣。真ん中は榎本さん。福祉事業を夫婦でされてます。

3後ろ姿が良い

もうね、これは誰がなんて言おうと、いいよねえ。金岡さんは、家具も手作りしたり物品の手入れもしっかりされていて、職人的な雰囲気があるから、後ろ姿がかっこいい。


金岡さんの後ろ姿

ということで、夕飯のご馳走して貰った返礼に、好き勝手に書かせてもらいました。笑

それにしても金岡さんが作ったチャーシュー美味かったなあ。

柔らかくて味が染みていて、作り方聞いたらめちゃくちゃ簡単。

余計なことは出来るだけせんほうがいいんです。

うわ

介護といっしょだ。

お年寄りが嫌がることをしない。

それだけでイキイキしてくる。

お年寄りも介護職も豚肩ロースも。

みんなで記念撮影。

よろしければサポートお願いします!購入してくれたお金は全て自費出版の費用に充てさせて頂きます。購入者は全て、自費出版の本のあとがきにnote表記名で載せますのでお楽しみに😊