2022.9.22

肌寒い。肌寒いと布団をたくさんかけられるし厚着もできるので良い。布団は重い方がよい。
寒い時に羽織る用のジャージを出した時、不登校だった頃のクラスTシャツが出てきてとてもエモかった。これは「エモかった」で片付けたいタイプの感情である。
不登校に身が入ったのは丁度高校2年生になった頃からである。誰も知っている人のいないクラスに移ってから不登校に本腰を入れたので周囲からの視線もさほど気にならず持病と向き合いつつ高校服役を過ごした。クラスTシャツも便宜上作っただけで全く着ていない。

今振り返ってみると高校は少し変な環境だったなと思う。無遅刻無欠席を過剰に誉められたり、「ここで?w」みたいな場所で男女が分けられていたりした。

前者に関してはそれは休まないほうが良いだろうよと言われれば尤もなのだが、これは自分のような希死念慮を抱きつつ休んでいる人間の肩身をより狭くする。
理解されていなかった頃、先生がホームルームの時に「クラスのみんなは大体無遅刻無欠席だけど、特定の人がよく欠席や遅刻をするのでクラス全体の出席率(っていうの?)が下がります」みたいなことを言っていたのをよく覚えている。そんなことを言われてもねえ 自分はクラスみんなの分まで責任を持って休んでいるのである。

後者は大学に入ってフェミニズムやジェンダーに関する問題を学ぶようになってからより強く感じるようになった。フェミニズムという言葉をインターネットで使うには勇気が要るが、自分が信じる/望むものは偏屈な女性優位ではなくすべての性が報われる事である。


最近、音楽はagraph牛尾くんがツボです。

平家物語のアニメを音楽目的で観ている。スチャダラパーは他アーティストとのコラボを中心に少し聴く程度だったが、これは「ANIの声ってこんな良いんだ......!?」とかなり衝撃だった。
昼間に奴でも食ってデーンと構えていたり、BSで序二段くらいから大相撲を観ているような声で重めの詞を歌う。哀愁と情緒の丁度良さと心地よさがすごい。牛尾くんの紡ぐ、劇伴と限りなく地続きに感じるエレクトロニカの世界観もたまらなく大好き。

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