アナウンサーを諦めた話
こんにちは。喫茶れんたるの新木はづきです。
対面やオンラインでお話相手やデート相手等様々なレンタルをして頂いています。
私についてはこちらから。
最近ソーシャルゲームの中で課金額が見える画面がある事に気付いて見てみたらトータルで新車買えそうでした。もし同じような体験をしていたら語ってほしい。
そんなゲームオタクな私ですが、大学生の頃はアナウンサーを目指していました。なので、アナウンサーっぽいねって言われると物凄く褒められた気分になります。
今就活中だったり、将来どうしようかなぁって悩んでたり。
そんな方にもなんとなく雑談として読んでいただけたら嬉しいです。
◆アナウンサーを目指した訳
ずばり、親の希望です。
私は元々「声を使う仕事」に興味がありました。
元々中学生の頃にアニメにハマったのをきっかけに、ニコニコ動画の生配信を数年間続けてやってみたり、大学生の時にはアナウンサー研究会なんてものに入ってみたりと自分でもやってみたときに楽しさをずっと感じていました。
そのため、ラジオパーソナリティや声優に興味があると親に打ち明けたのですが。
「それならアナウンサーにしなさい。だってオタクっぽくないでしょう」って言われたのを覚えています。
そこから親に説得されアナウンサースクールに通いました。
発声練習はもちろん、例えばラジオでよく聞こえる交通情報、お天気情報等様々な読み方の練習をさせてもらい、自分でも活舌がよくなったなぁなんて思えました。
実際日々プロの指導のもと練習をしているので、恐らく実際徐々に上達していたんだとは思います。
そうやって自分で上達してきたと感じられると、あこがれているアナウンサーに似せた読み方ができるようになったり、元々全く話せなかったのにフリートークで3分きっちり話せるようになったり。
私は人見知りで人と話すっていうことがストレスだったので、自己紹介を1分って言われても本当に10秒くらいで終わっちゃうような子だったんですが、それが数分話せるようになったときは感動すらしました。
そんな感じで色々な事ができるようになってきて楽しかったですし、アナウンサーになるっていう目標がなんだか身近に感じる事ができたんです。
そして同じくアナウンサーを目指す子たちに会えました。大学生だったり、社会人として働きつつ来ているっていう方もいらっしゃったりして。みんなが同じ方向を向いている、頑張っている色々な方の姿を見る事ができたのも、私にとっては良かったと思っています。
なので、結局アナウンサーにならなくても、なれなくても、その時の経験は色々後に響いてくるので、通わせてもらえたことには感謝しかありません。
本当は隣の教室でやっている声優スクール行きたかったんですけどね!!!!
◆アナウンサーを諦めた日
大学三年生の時でした。
「今日はアナウンサーらしく、映像を撮ってみましょう」
カメラに向かって笑いかけ、素敵なニュースを読み上げ。
その後チェックしたところ。
「あれ、全然アナウンサーじゃない…」
私の思い描いていた「綺麗なアナウンサー」「その局の顔としてのアナウンサー」とは全く違う、すごく垢ぬけない私がいました。本当にただの一般人がアナウンサー体験しましたっていう感じ。
いやいやでも他の皆もそうだったんじゃないの?ってちょっと思ってたら。
男女共にいるクラスだったんですが、ああこんなアナウンサーいるよなぁとか、こんなアナウンサーは嬉しいなぁっていう映像があったんです。
その時点で、もうアナウンサーにはなれないというか、なりたくないというか。応募すらしたくないって強く思い、その日で心の中ではすっぱり諦めました。
◆諦めた後の話
諦めた後も私はスクールには通っていました。
実は親にアナウンサーを諦めたい話もしましたし、途中解約でもしかしたら返金があるかもしれないのでもう行かないと言いました。ですが、それでもとにかく通ってほしい、そんなことで諦めずに頑張ってほしいと言われたのもあり、とりあえずは通い、アナウンサーの募集にちゃっかりしっかり結構な数に応募しました。
書類の応募にはなんと全身がうつっているスナップショットを貼ったり、「好きな事をしている時の自分」を撮って貼ったりなんてちょっと面倒な事もあったんですが、それも貼り。
書類が通りやすくなるような講座も通い。
そうして全部駄目だった時はなんだかすっきりした気持ちでした。
そこからは普通の仕事に就き普通に生活していますが、人に声を届けるっていうのはどうしてもしたかったので、引き続き現在で言うライバー活動をしていました。事務所とかには特に所属せず、ネットの友達だけを呼んで身内でやるっていう感じではありましたがそれでもとても楽しかったです。
動画投稿もしたことがあります。
アナウンサーを目指していた大学時代、所属していたサークルでは動画編集っていうものもやっていたので、人の踊ってみたを編集して投稿したり、字幕をつけたりしていました。
今ではスマホ1台であっという間に作れると思いますが、あの時はまだそんな便利機能がなかったので、色々調べながら試行錯誤しながら作ってたんです。
今は私が所有していたパソコン2台とも壊れてしまい、動画編集はもちろん、こだわったライバー活動もできなくなり、特に何もしていません。
ですがいつかまた、声を使った何かをしたいとずっと考えてアンテナを張っている最中です。
何かいいのがあったら教えてください。
そして「あれをやってみたい」は仕事にならなくても、ずっとずっと心にとどめておいてほしいです。
趣味でもいいし、一瞬関わるだけでもいいし、それでもいつか何かできるようにずっと自分の気持ちを大切に持っていてほしいなと思っています。
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