いとをかし

ひとつひとつ、小さな好きなことを集めて、色々と取捨選択していって、、その先に自分の生活が今とどんな風に変わっていくのか、今年は見ていきたいなあと感じている。

今、とりわけ、たくさんの人間関係が自分の周りにあるわけでもなく、なかなか人に会わないので、鎖国のような状態。

そこで、どんな風に、私は変わっていくのだろうか。

むかし国語の授業で、清少納言が、あれこれ書いては「いみじ」「いとをかし」と言っていたことが、なぜ教科書にわざわざ載せるほどのことなのかよくわからなかったけど、アラサーになってみると、そういうことをしたくなる気持ちが少しわかる。

大それたことだろうが、地味なことだろうが、自分にとっては、日々のそれぞれの場面が「いみじ」か「いとをかし」か、カテゴライズして、ただ生きて、that's all な気がする。もう、次の瞬間には、どんどん次の出来事へと移り変わってゆく、それこそ、徒然なるままに。

今日は、ヨーグルトのふたや、サラダのトレーのふたを丁寧にゆっくりしめるのが、自分的に「をかし」だった。

朝起きて、部屋が乱雑なのは「いといみじ」だった。

寝坊して起きて、今日一日が朝からぼんやりとしているのも「いみじ」

メルカリで売れた本を、高島屋の包装紙で包むのは「をかし」

うん、そういう感じなんじゃない?と思う。

こうして書いている時に指先が冷たいのは「いみじ」だな。

あったかいお茶でも飲もう、湯たんぽ、入れよう。

ほなほな。


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