船堀駅の立ち蕎麦文殊さんの優しさに感動!

2023年令和5年8月23日水曜日 天気予報では、雨が、降るかも知れないようです。
鈍より曇っているの雲と空です。
湿度が高いせいで、体感気温が、より上がっているように、感じられます。
今年のような、猛暑日が、続きますと、体力消耗して、食欲不振となります。いわゆる、夏バテ状態です。

そんな時には、冷たく締めた蕎麦を、ツルツルと喉越しよく、疲れきった胃袋に、流し込みたいですね。
駅の立ち蕎麦のお出汁の薫りが、食欲不振の胃袋には、心地好いです。

問屋街の、馬喰横山辺りには、
都営浅草橋の東日本橋駅、
都営新宿線の馬喰横山駅、
それぞれ、地下に改札があります。

都営新宿線馬喰横山駅改札の近くに、『文殊』という立ち蕎麦屋さんが在ります。

『文殊』さんから、いつも、食欲を刺激する美味しそうな出汁の薫りが、してきます。

車椅子利用者で、上肢下肢機能不全、特に、手指全て亜脱臼していて、握力が全く無い私は、

自分自身では、立ち蕎麦経験は、片手の指よりは、確実に少ないです。
券売機にお金いれることから、お手伝いをお願いしないと無理です。

ある日、物凄くお腹が空いていて、貧血起こしそうでした。
その店の中には、その時、お客様が、誰もいませんでした。
そこで、手持ち無沙汰に、通行人を眺めておられた店主に、声を掛けさせて頂きました。
障がい者なので、チケット購入や、器を、運ぶお手伝い等々をお願い出来るか、お尋ねしてみました。

残念ながら、店主は、無理ですとの回答でした。

自分の肉体的個性に、ちょっと、凹んで、しょんぼりしてしまいました。

私は、身体障がい以外にも、重篤な病、複数の難病を罹患しております。
その為の、緩和ケアに、この駅が、最寄り駅となるクリニックに、週に、二、三回、通院しています。

通院の度に、『文殊』の横を通過します。
その度に、いつも残念な思いで、東日本橋、馬喰横山駅の『文殊』の前の通路を、通っています。


『文殊』というワードに、トラウマが、出来ました。

たまたま、偶然、初めて、都営新宿線の、船堀駅に、行く用事がありました。

暑い中、目的地迄、車椅子で、日陰無い、午後3時頃、走行して、また駅に戻りました。

当日は、朝から、何も食べていなかったので、駅に、『文殊』という立ち蕎麦を、見つけました。

外から、店内に声を掛けたら、
店主は、『大丈夫です』大丈とおっしゃい、段差ちょっとある入口を、車椅子押して入れて下さいました。

注文聞いて下さりく、お金を、お財布から、出すお手伝いして下さいました。

有難いことです。

人気店のようで、店内たくさんのお客様がいらっしゃいました。

見ず知らずのお客様が、私の前にお水を、置いて下さいました。

優しい店主のお店のお客様達も、同じ様な、優しさ溢れていました。

温かい、良い薫りの出汁と丁寧に、茹でて下さるお蕎麦の湯気が、空腹で、カラカラ、カサカサの私を満たしてくれました。

熱中症気味のへとへとに疲れきっていた、私の心、肉体、全細胞が、店内のみなさまのお陰様で、蘇生しました。

運ばれた、ざる蕎麦のシコシコの弾力と、お蕎麦粉の薫り身体中染み渡りました。

優しく、美味しく、素敵な雰囲気のお蕎麦屋さんに、出会いました。

馬喰横山、東日本橋の、店主も誰もいない時位お手伝いして頂けると嬉しいです。

しかし、そんな店主の調理したものは、口にしたく無いです。

料理人の気持ち、人格が、御料理には、現れると、いつも感謝して、味わっております。

船堀駅の、『文殊』のお蕎麦、わざわざ、食べに行きたくなるお店です。

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