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「言葉の企画」通いはじめました。

電通の阿部広太郎さん主催の連続講座「言葉の企画」に通いはじめました。

「言葉の企画」は阿部さんが5年前に立ち上げた「企画でメシを食っていく」という講座のスピンオフとして、今年から開講。

これから半年間、横浜みなとみらいのシェアスペース「BUKATSUDO」で、71人の同期たちと「言葉」「企画」について学びます。

第1回目の講義が終わって、熱が残っているうちにレポートです!

(専用のネームカード!うれしい!)

〜〜〜✂︎

「何者か」には誰もなれない。

阿部さんの挨拶からはじまった第一回目「言葉の企画」
たくさん話をしてくれたけど、印象に残った話をひとつだけ紹介します。

 「何者かになりたいという考え方が流行っているけど、何者かになんてなれない。あなたはあなただから。自分らしさで、いかに差別化を図るか。それが大事。そのために「伝える」ではなく「伝わる」言葉を使える人になろう。

肩書きへの執着って多くの人が持っていて「大企業に勤めていたらすごい!」「有名人だからすごい!」と惑わされがち。自分はそんな色メガネでみないと思っていても、輝かしいステータスの相手を前にひるむこともある。

大した経歴も誇れる実績もないわたしとしては「何者か」だなんて別次元のようで。だけど阿部さんの言葉を聞いて、等身大のまま講義受けていいんだ!って安心した。

そんな中、さっそく課題講評へ。
課題は、ふたつ。

①「伝える」ではなく「伝わる」自己紹介のスライドを作ってください。
 ②第1回目の講義内でできる一生忘れられない経験を企画してください。

しょっぱなから、むずかしい課題だった。

ここから先は、取り組んだ課題について話をするね。
スライドをまじえつつ、企画意図、講評結果、感想など書いていきます。

企画生(阿部さんの講座では、生徒のことを企画生と呼ぶ)じゃない方でも、学びになるかと思います。言葉が好きな方、企画が好きな方、勉強したいけど講座に通う余裕がない…という方。10分で学べます。ぜひ読んでいってください!!!


「伝える」ではなく「伝わる」自己紹介

自己紹介の課題。こんなメールが届いた。

 =====================
伝えるのではなく「伝わる」ように、
あなたの自己紹介を1枚のスライドにまとめてください。
まとめ方は自由です。 
ただその中に「企画」とは何か?
あなたの定義を書き添えてください。
=====================
※このスライドは、講義の前に、言葉の企画生全員に共有されます。

「伝える」のではなく「伝わる」がポイントってことですね。
ちゃんと意識して作らないと、とんでも伝わらないプロフィールを作ってしまいそうだ…ということで、まずはルールを設けることにした。といっても、ひとつだけ。

読み手にわずらわしい思いをさせない。

以上。

これは別の講座で教わった「どんな人がみるのか?を想定して企画書をつくろう。プレゼンの時間を調整しよう。」「分厚い企画書を作ったって、見てもらえなきゃ意味がない。忙しい人は基本、見てくれない。」って話を元に決めたんだけど。

企画生だって忙しい中、時間を割いて目を通してくれるはず。71人分の企画書なんて、途方に暮れる量だ。でも見てほしいからどうしよう。じゃあ、シンプルにしよう。ってことで、極論スライドをクリック拡大しなくても読めるくらいの情報量で作ると決めて、完成したのがこちら。

ぎゅっと絞って、情報は5つだけ。

・顔
・名前
・SNSアカウント
・キャッチコピー
・企画とは○○

いわゆるワンキャッチワンビジュアルです。
ほんとうは「カレーがすき!」とか「おさんぽ最高!」とか「海の近くで育ったよ!」とか、あれこれ言いたいんだけどね。大前提、「見るのめんどくさ!」と感じさせないことの方が先決。シンプルイズベスト戦法。

まず「お!こいつは入り込む隙がありそうだ!」と感じてもらって、見てもらう。そして、言外の情報を想像させる。あわよくば、記憶にとどめてほしい。

「伝える」じゃなくて「伝わる」ってそういうことかな、と思って作りました。

阿部さんも講義内で

伝わるとは、思い出せること。

って話してたし、定義づけとしては正しかったと思う。

自己紹介の課題については事前投票制になってて、71人中7人の方から投票していただきました。ありがとうございます!

でも、もっと多くの人に支持してもらえるレベルのものが作りたかったな〜。せめて半数以上いきたかった。

以下、阿部さんからの赤入れバージョン。
コメントを読んで、なるほどな、と思った。

痛いとこ、つかれてます。

戦略は悪くなかったけど、もっともっとよくできたはず。
使う写真はこれでいいの?書体にこだわりもった?もっと伝わる言葉選びできたんじゃ?ほかに言うべき情報あったんじゃ?表情やポージングと言葉、ちぐはぐになっていない?って、どんどん改善点が浮かんでくる。細かいところまで、気をまわせていなかったなあ。ん〜、まだまだだ。

今回、友達に協力してもらって作ったんだけど「こうしてほしい!」とオーダーをするにも、自分が完成イメージをはっきり理解していないと正しく伝わらなくて相手に負担かけちゃうな〜って思ったよ。そのへんも要勉強だな。(かなちゃんかんなちゃん、協力してくれてありがとう!)

【余談】
「シンプルで潔くてかっこいい!」と言ってくれた方がいたけど、ほんとうのところは自己紹介がニガテなだけだし、自慢できるような経歴もないし、どうしよう!?って感じでした。すべての施策の出発点は、自信のなさゆえです。あはは。


一生忘れられない経験の企画

続いて、企画の課題。

 =====================
この企画メシ2019「言葉の企画」第一回目の時間に出来る、
一生忘れられない経験を企画してください。
そして、
その企画に至るまでの思考回路を、
企画書にまとめて提出してください。
===================== 

こちらはほぼ反省点しかないんだけど、聞いてほしい。

まず、企画内容でつまづいた。「言葉」で企画、できるかなって。
わたしが怖がりなだけかもしれないけど、初対面のよく知らない同士が「何かしらの深い言葉をやりとりする」というのにすごく抵抗があった。言葉の交換って、本来慎重にやるべきで、講義内の短い時間でパッとだせるほど簡単なものじゃない。だから、わたしは「言葉」を使った企画ができなかった。

けどみんなの企画書をみて、そんな考えは思考停止にすぎなかったな〜と頭を抱えた。もっとあがいて悩めよしんみ!!!って思った。なぜなら、ほとんどの方が「言葉」を使った企画で勝負していたから。

「言葉の企画」という講座なんだから、まずは「言葉」でみんながハッピーになれるような施策をするべきだよな。とハッとした。

なかでも「言葉の日をつくる」という企画がすごくよくて。「5月18日を言葉(518=ことば)の日として、記念日の制定をしませんか?」という提案だったんだけど。企画書みた瞬間「やられた!!!」って思わず口にしてしまった。誰も傷つけるリスクなく「言葉」で企画すること、できるやん!って。

わたしは最もらしい理由をつけて「言葉」の企画から逃げていただけだし、企画そのものを上っ面でしか考えていませんでした。視点を散らかす努力をしなかったこと、ものすごく反省。

そんなわたしが提案した企画は、こちら。

「子どもに帰ろう。」というタイトルで、イスとりゲームの企画を提案しました。企画内容が凡庸なのは言うまでもないけど、伝え方もツメが甘すぎる。ものすごく穴ぼこだらけの提案だって、提出してから気づいた。

キラーフレーズになりそうな情報(=阿部さんが赤字で補足してくれている部分)が抜けていたり、そのわりに無駄なこと書いてたり。もっと言うなら、デザインやフォントをこだわる段階まで昇華できていない。まだまだ勉強不足だな〜。次回の企画書は、バージョンアップさせてみせる!(企画書作り教えてくれる方いたら甘えさせてください…!)

むちゃくちゃに凹みながら講義受けてたんだけど、意外や意外に

 ページを重ねるということは、期待をさせるということ。

という観点でみたとき、わたしの企画書は悪くなかったみたいです。
「タイトルのネーミングで、引き込むことができていた」と。

企画書のたった1ページでさえ、言葉選びって、大事なんだね。

反省点は粛々と改善。ほめられたことはもっと飛躍できるように。
次回もがんばろう。


講義を終えて

企画生、まだ全員と話せたわけじゃないけど、たくらみと志のある方ばかりで、第一回目から、ものすごく学びになっています。もともと友人だった子も何人かいるんだけど、みんな優秀で見習うところ多すぎる。

とはいえ、他人と比べていても何にもならないので、自分をいかに成長させるか!ということに集中して、半年間やっていきたいと思います。

がんばるぞ〜〜〜。

講義後は、企画生仲間たちとあそんだり、宿題したよ。
まるで放課後みたいで、青春カムバックでした。


マガジンはじめます

マガジンで、阿部さんと企画生71人の「言葉の企画」の振り返りnoteが見れます。それぞれが成長していく様子が、回数を重ねるごとに記事に反映されるんじゃないかなって思う。半年追ってみると、きっとおもしろいし学びになるはず。少しでも気になったら、れっつクリック!れっつフォロー!

そして「言葉の企画マガジン」からわたしの元へきてくださった方。ここまで読んでくださり、ありがとうございます。しんみはるなです。
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しんみはるなの「言葉の企画」マガジンも作りました。
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【おまけ】

おまけ、というか、恥部をさらす!という方が正しいのだけど。
今回の課題に取り組むにあたって、ノートに書いたアレコレを一部だけですが、のっけておきます。今回は、自己紹介のプロット。参考になるかわからないけど、興味があれば見ていってくださいな。(字汚いのは許して。次は見せる前提でキレイに書こう…)


【おまけのおまけ】

ええ!?こんなところまで読んでくださるなんて!?うわーーんありがとうございます!!!いい人かよ…いい人だな…すき。

あなたにいいこと、ありますように。
また会いましょうね!

(スキに新しい仕掛けを追加しておきました。)
(スキしてみてね♡)

さいごまで読んでくれてありがとう!うれしいです!🌷