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新しいことを始めよう(えっ!?年末に??)

私は、漫画描きとして常々思っていることがある。

多くの漫画描きは大抵1人で漫画を描き切ると思う。もちろん、早い段階から自分の得意を見極めて、原作者や作画者になる人もいるにはいるだろうが、やはり『自分でストーリーを考えて、自分で絵を描くこと』に魅力を感じているからこそ、1人でやりきりたいとペンを走らせる漫画描きは多いのではないか。

うん、そうだ。私もそう思ってる。でもさ、正直思ってたんだけど、私、そんなに絵上手くないね。

いや、小さい頃から絵描くのが好きで、話を考えるのも好きだったから漫画描いてるんだけど、改めて自分の作品見てみると、「うんっ」て感じ。色々あって、そこそこ大人になってから漫画描き始めたんだけど、なんだろう『下手の横好き』って感じだね。理想の自分と現実の自分とのギャップ凄かったみたい。

いや、いいんだけど。悲しい現実は受け止めるけども。でもさ、正直私、絵を描くのとストーリーを考えるのだったら、ストーリーを考える方が得意だと思う。

ここまで読んで「はぁ?お前の文章からなんのテクニックも魅力も感じねぇよ」って思った人、本当に申し訳ない。許して。

小学生の時から、作文や感想文などを書くのが好きだった。というか、苦ではなかった。早い段階から「読書感想文って、本の内容に沿った自分の体験を書いたら賞なんて誰でもとれる」と思っていたひねた子供だった。暗記力が低く、小~高までの学生生活(主に勉学)は苦痛だった。「こんなの暗記得意な奴が成績良いに決まってるだろうが!はいはい、私は頭が悪いですよ‼」あきらかな落ちこぼれである。

それが、大学入学後に一変する。大学は暗記型のテストはほぼ行われない(学部によるだろうが)。レポート、レポート、レポート‼すばらしいね‼

暗記型のテストは語句を1字でも間違えれば点が貰えないが、レポートは出されたテーマを自分なりの言葉で説明さえできれば(たとえ拙くても)点が貰える。暗記力の低い私にとって勉学は苦痛でしかなかったが、大学で少しばかり意識が変わった。私達は『人はそれぞれに得意・不得意があり、それぞれにあった勉強法の実施、能力測定が行われなければならない』ということは、なんとなく分かってはいるものの、手間もコストもかかるから結果的に自分や他人の能力を諦める。でも、私はそうじゃなかった。たまたまだが、私の能力が評価してもらえた。私の大学在学時の成績は、小~高までの成績よりずっと高かったから。

「で?お前、何言いたいの?」って思っている人、正解です。私もよくわからない。でも、文章に取り組むことで見えてくるものがあるんじゃないかと。私は、過去の成功体験によって『ストーリーを考える方が得意だと思う』ようになったけど、それって本当なの?SNSやってないから、自分の中の一見くだらないようなことを書き出したことないじゃん?作文や感想文やレポートっていう勉学の中でしか文章を書いた経験がない奴がそう決めつけていいの?

ようするに、新しいことを始めようと。砕けた表現を使ってみたり、自分の心の中の整理をしたり、文章を書く上での長所・短所を見極めたり。そんでそれを漫画制作に活かせないかと。その中で、あわよくば自分の漫画を読んでもらうきっかけになれば最高!って感じです。

漫画制作の合間に書いていこうと思っていますので、お暇な人は読んでいって下さい!


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