『真夏の音楽映画二本立て』

8月26日(水) 水曜サービスデーの角川シネマ有楽町に1本1200円なので音楽映画を2本続けて観ました。

『真夏の夜のジャズ

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アメリカの東北部に位置するロードアイランド州ニューポート市で1954年から現在まで開催される伝統ある夏フェス「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」の1958年の第5回フェスのドキュメンタリー映画の4K修復版。
こういう映画を観に行くとジャズが好きなのかと思われそうですが、特にジャズが好きな訳でもなく、知識なんてほとんどないです。それでも観に行ったのは“ジャズを楽しめる余裕がある都会のお洒落な大人”への憧れがあるからだと思います。
前半は心地よいジャズのリズムと上映前から寝ていた隣りの人につられてしまい、目を閉じて聴いてしまいましたが、後半は目が覚めて音楽と映像を楽しみました。ステージ上のミュージシャンのパフォーマンスは素晴らしく、観客もお洒落で映像がとてもカッコ良かったです。“サッチモ”ルイ・アームストロングは抜群の存在感でしたが、どうしてもタモリ俱楽部の空耳アワーのイメージが強いため、空耳がないか意識してしまうあたり、自分にジャズは合わないんだな~と思いました。

『海の上のピアニスト 4K修復版』

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20年前に公開された『ニュー・シネマパラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督と映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネがタッグを組んだ名作。
大西洋を巡る豪華客船の中で見つかった赤ん坊が、世紀の変わり目を告げる1900年に因んで1900=ナインティーン・ハンドレッドと名付けられ、船内のダンスホールでピアニストとして生きた彼の生涯と、たった一度の恋を描いています。
船の上でのピアノ演奏シーンがとても良かった事と主人公が恋に落ちる少女がとても美しい印象が強く残り、もう一度劇場で観たかったので20年ぶりに観に行きました。
ピアニストが活躍する映画を観るとピアノが弾けたらと思いますが、この映画が公開された頃に一年だけ知り合いにピアノを習いましたが、練習不足もあって上達しなかったので、真面目に練習しとけば、即興でジャズの名曲を弾けるお洒落な紳士になれたかもしれなかったですね。
9月に170分のイタリア完全版も公開されます。『ニュー・シネマパラダイス』も通常版と完全版では印象が随分違ったので、どんな違いがあるのか確認しに観に行こうと思います。

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去年と一昨年の夏は「すみだジャズフェスティバル」でスケッチを描きながら、ライブ演奏を楽しみましたが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。早くライブ演奏を楽しめるようになってほしいですね。

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