見出し画像

縁起の担ぎかた

関西に越してきて文化の違いに右往左往

一番最初の仰天は1月のある日
所用でなんばに行ったところ
世の中全員笹を持って歩いてる

翌日職場で
「昨日なんばに行ったら全員笹持ってた
 一体全体ナニが起きたのか?」と口走ったところ

「なんやてぇ~?十日戎しらんのけぇ?
 秋峰さんとこの近所で走るやんけぇ」と
言われました

近所の西宮神社で走るの
毎年ニュースで見てたけど
なんだかわからないケド正月に走るやつ、
という認識しかなかっただよおよよ
(正月に走る、は不正解)


-------------------
コチラに来てすぐは
通ってるいけばな教室は大阪にあって
あるとき
「すぐそこに堂島薬師堂ってあって
 ちょうど今日お水汲みやから
 関西を知るためにも行くとええで」と
教室スタッフの方に教えてもらいました

都会のど真ん中にこつ然と現れる
ピカピカの謎のナニか

この中にお堂が祭られてました

へー、でありまする

で、モンダイのお水汲み

金曜日がお水汲みの日(節分の前日)だったので
数年ぶりに見学へ行ってきましたよ

奈良薬師寺から
なにやらおまじないだかなんだかをかけた
水を汲んで来てここでいただくそう

大 参万円
中 壱万円
小 五千円
だ、そうです

毎回こういった縁起物とかで
ギモンに思うんだけど
お値段の違いってナニの違いになるの?

五千円ではたいして幸せになれないの?

初めて行ったとき
所謂
新地しんちのママ』って感じの方々が
大量購入してて思わず販売してる方に
「どういうことですか?」って聞いちゃった

その方、とても丁寧に解説してくださいました

新地のママたちはいっぱい買って
常連さんにお電話するの
「お水汲み代わりに行ってきたわよ」って
飲みに来てもらって竹筒も一緒に売るの

ぬ、ぬ、ぬ、ぬわんとぉー!

護摩木を焼くところもしっかりあるぞよ

さすがであります
凄いぞ関西のシステム!

と感心したのでありました

回収ボックス

一体全体このお水はどうするのか、
飲むんですかと聞きましたら

いいえ、飲むんじゃなくて
おうちに飾り蒸発させて厄を祓うんですよ
竹筒は翌年持ってきて回収してもらい新しいのを買うんです

だそうであります

この小さい柄杓で水を汲むらしい

十日戎もすんごい人出だし、
というか十日戎は会社行事だし
(お偉いさんたちがお参りに行って
 熊手とかお札買ってきて会社に飾る)

関西は縁起物をとても大切にしてるなぁと
実感すること多いです

文化を大切にするっていいな、



いけばな 西宮
へなうさ工房:甲子園球場そば
090-8214-8739
8739sshuho(@)gmailcom

HP


ところで縁起ってどうやって担ぐの???
IKKOさんは「背負い投げ~っ」って投げそうね^^



いただいたサポートは植物で次の方へとつないでいきます🐰