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どのお店のケーキも美味しいが、美味しいだけで満足できないお客さん。

エディブルフラワーを全国のお菓子屋さんでご利用いただいていると、その中でお菓子屋さんについて考えることも多いです。最近どのお店のケーキを食べても美味しいなと感じるのは、私がお菓子作りをしたことがない素人だからだろうか。美味しさに差がなくなってきているのだろうか。お客さんが求めていることは何だろうか。美味しさとは。大前提にお菓子職人、料理人の方々が美味しさを追求することに対してリスペクトしています。

手間ひまかけて作るから美味しい?

私はお菓子作りをしたことが無いので手間がどれだけかかっているかどうかがあまりわかりません。多くのお客さんもそうではないだろうか。お客さんにお菓子作りをされている方がたくさんいるのでなんとなくこのケーキはお手間入りだなとわかるくらいです。だから美味しいというよりも、複雑な味わい、見た目から美味しさを感じている部分もあります。

工場生産されているケーキのクオリティの高さ

手作りよりも安定して美味しい工場のケーキにすごいなって思います。コンビニスイーツや大手レストランやカフェのスイーツも美味しい。この世の中に不味いスイーツって存在するのだろうかとさえ思う。そのうえ徹底されている衛生管理。すごい日本。

ケーキの名前が良くわからないのでこだわりで選びたい

製造過程、ストーリー(産地)や見た目から美味しさを感じていることが美味しさの要因になっていることが往々にしてあります。でも実際に、お菓子屋さんにいくと手間がかかっていることや、そのお菓子の過程、そのお菓子屋さんのこだわりの部分が視覚的に表示されていなく、ギャップを感じることがあります。もっと味わう前に素材のこと、こだわりが見えれば、また違ったケーキの選び方ができて楽しいなと素人は思う。

店舗や景観の大切さ

コロナ以降、購買するだけなら無人販売や自販機で事足りるなって思いますし。ネット通販の方が便利。今後、人手不足からさらに加速するのが顕著。
店舗の価値って何だろうかって考えたときに購入体験のトータルの平均値の高さが重要と思っていて、周辺景観、お店の外観、内装、ショーケース、菓子の個包装の個性、接客、紙袋やラッピング、アクセス(地方だと駐車場)。

満足度って何?

地方のケーキ屋さんは営業日が変則的で連休でやすまれていたり、そんな中で事前に営業日を確認したのにお休みだと次に行くのが遠のいてしまいます。地方だとケーキ屋さんに車で片道30〜40分かけて買いにいくことが常です。そんな中、営業日をInstagramで発信される方も多いがInstagramのターゲット層30~49歳で50~60%の普及率で、二人に一人がInstagramをしていないと考えると、Instagramのみの発信でいいのだろうか。ターゲット層の90%以上が使用している普及率の高いLineなども併用して情報発信するとリアルタイムの情報を受け取りやすいなと思う日々。そうすればいつ開いているかわからない?と言われにくくなるだろうか。

まとめ

味わいとしての美味しさは満たされてきている昨今ですが、実際に足を運んで購入する店舗のケーキの美味しさとはなんだろうかと私自身も日々考えています。

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