見出し画像

【宣言】わたし、将来こんなふうに生きたい!〜可視トークを受けてみて〜

みなさんこんにちは。えひめ在住のファシリテーター、いわし〜です。えひめの板書屋として時にグラフィックレコーダーとしても活動をしています。
先日、グラフィックレコーダー仲間であり、友人でもある湯朝かりんさんの「可視トーク」を受けてきました。テーマは、私のお仕事10年計画、そしてこれからの生き方。これがめちゃくちゃ面白かったので、ご紹介します。

熱量が上がりすぎて4,500字超え。自分でもびっくり。では、どうぞ!

右が湯朝かりんさん。飛行機に乗り、東京まで会いに行った

肋骨服から始まるエトセトラ

かりんさんが最初に投げかけてくれた質問。「肋骨服の何が好きなの?」。その一言が、私の心に火を灯す。「いやあ〜〜よくぞ聞いてくれました。私の好きな漫画・ゴールデンカムイの鶴見中尉が着ていて、実物を見たいなと思って。で、北海道の北鎮記念館まで見に行ったんですよ。ディティールをスケッチするのが楽しくて!」とベラベラと話し始める私。私にこの話をしたら止まらなくなるぞ!

2023年春・北鎮記念館in北海道旭川市にて撮影(右:肋骨服)

え、でも可視トークの初めのイラストが肋骨服!?目を爛々とさせて書くかりんさん。…そんな君が好きだ!

なぜこんな話になったかというと、可視トークが始まる前に、かりんさんと一緒にお互いの手帳を見せ合ったり、北海道の旅のスクラップを見せ合っていたためです。お互い久しぶりに会うから積もる話もあるけど、そろそろ方眼紙に書いていくかか〜と書き始めたのが肋骨服。

北海道旅でわたしが出会った肋骨服。かりんさんのセンサーにビビッと反応したようです。

いったいこれからの2時間、私の中からどんな思いや言葉が出てきて、目の前のまっさらな方眼紙に何が書かれていくのだろう!とワクワクした私がいました。

可視トークってなに?

「可視トーク」は自分自身を理解し、より良い人生を築きたいと考える人々のための対話型自己理解サービスです。グラフィックレコーダーの湯朝かりんさんが話を聞いて、時に質問をしてくれて、その場でえがいていきます。可視化と対話を通して、自分と向き合い、深層心理を理解する。とても居心地の良い時間でした。

かりんさんが実際に使っている文房具にも興味津々

1対1のセッションで、日常の中で見えにくかった感情や思考が、手書きのグラフィックを通してクリアになっていく様子はほんと驚き。(自分も同じグラフィックレコーダーだけど、改めて誰かにやってもらうと気持ちがいい)

可視トークは自分の好みに合わせてリアルでもオンラインでも受けることが可能です。オンラインだとこんな感じ。

2023年5月、北海道旅行で感じたことをかりんさんに聞いてもらった

オンラインもいい。
リアルだと、もっといい。

「可視トーク」に興味を持った方は、かりんさんの公式LINEからお問い合わせくださいね。

ゲートボールを若いうちに極めてたら、地域の英雄になれるのでは?

さて、可視トークで話した内容に戻りますね。えっとですね、「私の理想のくらし」について、100を超えるリストがあるんです。でね、その中の一部をここでお伝えすると、将来的に住む場所は、窓から山々や湖が見える、木造のウッドデッキがある家がいい。朝から朝日を浴びて、深呼吸するのが好きになるような、ちょっと人里離れた場所。なので、ゆくゆくは田舎に住むことになると思います。

私が●歳になったらコーナー。88才現役メイクアップアーティストの小林照子さんも私が尊敬する女性の1人

でね、70代くらいで仕事引退するかな〜って時に多分、地域活動に勤しむと思うんです私。その時に大人の部活動として挑戦したいのが「ゲートボール」(他にもピアノを習いたいとか色々あるんけど、ここでは割愛)。ゲートボールって、地域のコミュニティの一環で、おじいさまおばあさまがやっているイメージがありまして。それなら、私が仕事を引退する前の50歳くらいから、始めたらめっちゃ上手くなるのでは…?

地域のおじおばにチヤホヤされて、
一回戦敗戦だった弱小チームを、
地区優勝とかに導いちゃうのでは…?
え、全国大会行っちゃう…!?

👆いわし〜の脳内妄想

だから、私が高齢になっても自分の足でちゃんと歩けるように、健康な足腰をもっていたい。そのために今、30代の私、ジョギングと筋トレをしています。何より、フリーランスは体が資本。日々の健康管理はもちろんのこと、私、40年後に向けて、筋トレしています!(どんだけ意識高いねん)(コンディション整えるの大好きマン)(長期目標があると頑張れるタイプなんよ)

おばあちゃんになってから始める、
趣味。習い事。

シワシワの顔で、白い歯をニカっと見せて。
豪速球で、カコーン!
ホールインワンをたくさん決めて、
周りのおじおばに拍手されまくりたい。

机の上で、書く楽しさ

「下を向いて描くっていいね」
「わかる〜、いつもは壁に方眼紙貼って、書いてるもんね」

ホワイトボードや壁に方眼紙を貼ってグラフィックレコーディングをすることが多い私たち。「いつもわたしだけが聞いて、書いてるけど、今回は2人で書いちゃおっか!いわし〜さんも書いて書いて!」と共同作業に。机の上に大きく真っ白な紙を広げて書く。子どもに戻った気分で、ルールもなく落書していいよ!と言われたかのように描き始める。

テーブルに手をついて、全身を使って塗り塗り〜

書くときの姿勢、向きを変えるだけで、書き手の心理的ハードルも変わるのを改めて体感。画材を変えるともっと感覚が変わるのだろう。壁に書くっていう行為は、学校の先生の黒板感があって、誰かに見られている、綺麗に書かないとっていう感覚が芽生える気がしている。下を向いて、机の上でかくとそれが薄れる。なぜだろう。

今後、何かの対話の場で、グラフィックレコーダーとして入るとき、参加者も一緒に方眼紙に書いてもいいよってやるのもいいかも。

逆算と感性と

「いわし〜さんって、逆算の人間でもあり、直感の人間でもありますよね」とかりんさん。「へ〜!そう見えるのか!」とわたし。手帳管理や体調管理、仕事においては、確かに逆算している・・・気がする。

私の手帳

例えば、ワークショップの実施日から逆算して、下調べ、打ち合わせ、会場確認、終わった後はと流れを全て手帳に全て書いている。さらに、自分のパフォーマンスを最大限に発揮できるように、1週間前から食べ物や睡眠時間なども全て計算することも。そして、実際に実施してみて、検証、省察、改善、実施…のサイクルを繰り返す。

「10年後、来年、来月、来週…未来に向けて、“今日は”こういう1日を過ごそう」と日頃考えている。具体的にいうと、毎日10分だけ勉強、15分だけ読書、毎週金曜に30分だけグラレコの模写をする、とても小さいことをコツコツやるのが好き。

なるほど〜〜。逆算の人か。

びょーんと虹で繋いでみる。逆算・直感からさらにどっかに繋がる?

一方で、全く逆算的でない時もある。特に一人旅の時は、予定を全く立てずに「なんとなくこっちの方向に面白そうなものがありそうだ!」「この店の佇まい、なんか良さそう」と自分の直感センサーを信じるようにしている。仕事や生活の中でも、自分の直感に助けられることがよくある。

「逆算的な思考が強い人、直感が強い人、は私もよく会うんですけど、いわし〜さんのようにどっちも両立させている人はなかなか会ったことないですね」とかりんさん。いやあ、無意識だった。

そうなのかあ。

新しい自分に気づかさせてくれたかりんさん。
さすがだなあ。

どんな人と仕事する?

次に私の仕事観の話になった。かりんさんが私の話をふんふんと聴きながら書いていく。そっかー私こんなこと思ってるんだ〜。

勇気づけが自分の役割、というキーワードもいい

これらの根っこにあるのは、「自分でなければできないこと」。私1人では限界があり、無理をすると倒れてしまうかもしれない。そして、周りの人たちも困っちゃう!でも、会社を立ち上げるつもりはない。私の専門知識と経験をフル活用して、どの分野でどのように役に立てそうか。無理をせずに、自分にできる範囲で、お互いにとってベストな形で、最大限を尽くす。これらを肝に据えながら、仕事を通じて社会に貢献したいと思っています。

【余談】誰と共に時間を過ごしたいか

私の仕事観にも通ずる話だと思うので、最後に一つだけお話しさせてくださいね。

何が起こるかわからない変化の多い、予測もできないと言われる世の中。今は情報量もたくさんあるから、自分の軸がしっかりないと周りに流されやすい時代のような気もしています。そんな中で、私が大切にしていることが3つあります。

①自分が何に喜びを感じて
②誰と共に時間を過ごしたいか
③自分が培ってきたスキルや経験を活かして誰を幸せにしたいのか

上記のことを自分に当てはめると、①好きを追求・探求すること。(一例:マンガ、アニメ、映画、アイススケート、生花&more!)②家族や友人、切磋琢磨できる仲間、尊敬できる師匠たち、③ファシリテーションやグラフィックレコーディングのスキル。さらにその下地の社会人/無茶々園時代で経験したこと(営業・広報・ECサイト運営・電話対応・イベント出展・商品開発・ブランディングetc)かな。わたしの人生観の一部のご紹介でした。

【おわりに】帰り際、お子さんとの話。

改めて、可視トークの方眼紙を見る。ど真ん中に肋骨服。

あ〜〜、

なんか私を構成している骨っぽくていいなと思う。私の体が透けて、骨が見えて、今の私の思いの丈が全て見えている感じ。

うんうん、我が家の壁に貼ろう。

ぶわわ〜と広がって、なんかすごい迫力

2時間たっぷりかりんさんと話して、すっかり帰る時間に。

送迎しますよ〜とかりんさんのお子さん。家を出て歩きながら、彼女と将来の夢について語った。私が110歳でオンラインオセロで世界中の人と対戦するのをワクワク夢見ている中、その子は受験シーズンで真剣に将来を考えていた。

「働く中で大変なことがあっても、楽しく仕事がしたい」と言っていたその子に「仕事はたのしいぞ〜!あ、もしかしたら君が見聞きした、今バイト12連勤で大変そうに見える子も、実は夢のために頑張っているのかもね、わからんけど。相手の背景を妄想してみると、また違った視点がえられるかもね〜」と答えるわたし。

東京での移動手段はあえてLUUPで!初めての体験もまた、私にエネルギーをくれる

その後も真剣に、楽しく、お互いの未来について語り合った。年齢を超えて友達のように私も話せた気がするなあ。楽しかったなあ。

・・・・・・・・・・・

さて、2024年初めての記事は
わたしの将来妄想計画でした。

ここまで読んでくださり、
ありがとうございました。
自分の中でもかなりの長文記事。

そしてかりんさん、
わたしの妄想を引き出してくれて、
えがいてくれて、ありがとう。

よ〜し!
今日も小さなことにも感謝しながら、
自戒と反省の気持ちを忘れず、
日々邁進していくぞ〜〜〜!

執筆:2023/12/31

2024/1/2 追記
正月、能登での地震。被災地のみなさん、どうかご無事で。わたし含め、胸がドキドキしたり落ち着かない方もいるかと思います。ニュースを見た瞬間、数年前新潟にインターンシップに行った時にお世話になった方々の顔がブワッと浮かびました。西日本豪雨の時も沢山支えていただいたので、わたしもできる限りのことをしていきたいです。今はあなたの心と体の無事を祈ることしかできないけれど、あなたのことを遠くから思っています。


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?