信じて疑わないから成功する

お疲れ様です、+9んです。

今日は「信じて疑わないから成功する」というテーマでお話させていただきたいと思います。

直感とタイミング

追い込まれれば追い込まれるほど、感覚が研ぎ澄まされることがあります。

例えば、幼少期の思い出なら夏休みの宿題やレポートの提出だったり、社会に出てからは勝負のプレゼンや、ここぞという時のセールス商談だったり。

野球で9回裏満塁1打出ればサヨナラの場面、だったり、サッカーのPKサドンデスで次のシュートが決まれば優勝、といったシーンだったり。

もっと俯瞰してみると、追い込む相手とは、時間なのか、金なのか、それとも人間関係なのか、はたまた自身が身を置く環境なのか。
それとも命を懸けた攻防なのか。

自分で追い込まれていることを自覚している状態でリミットが近づいてくると、人は尋常ではない程の底力と、今まで出したことがないような腕力を奮い出します。

能力が開花する、とか、アクセルが入る、などとも言われますね。

そんな状態の時は、もう後がないという場面であればあるほど、脳内が鮮明になり、全身の神経が研ぎ澄まされ今までにないほどに集中し、手が先に足が先に口が先に頭が先に、頭を通り越して自分ごと引っ張って行ってくれるような、バキバキの無敵モードに入るのです。

そうしなければ、何かに自分が脅かされることを本能的に知っているのです。危うさがやってくる未来を、信じて疑わないのです。

一転して、全く反対の状況に身を置いているとしたらどうでしょうか。

期限も制限もなく、時間も金も人間関係も環境も、何もかもに自分が脅かされる心配がまるでありません。

身の危険は何もないので、より無邪気に、より無防備に、きっと振る舞うことでしょう。防衛線が緩んでいるのか、油断しているか、余裕があるのか。

自分のことを脅かすものが何もないと、信じて疑わないのです。

自分と自分以外と

ところで、猫はとても警戒心が強い動物です。

心許せない対象から十分に距離が保たれた場所から、その怪しさの正体が何なのかを見極めようとします。外敵が多い環境下であれば尚更でしょう。

もし目が合おうものなら、時が止まったかのような静けさと緊張感が辺りを一気に支配します。どちらが先に動くかの我慢比べです。

鼻息を荒げ、時には牙をむき、相手が動かんとするや否や、素早く身を翻し、踵を返して物陰に颯爽と姿を消してしまいます。

それはまるで、直感的に自らを守る為に身に付けた、天から授かったサバイバル術のようです。自分の身は自分で守ることを信じて疑わないのです。

そんな猫でも家族として迎え入れると、あの警戒心が嘘のようにみるみるうちに心を許してくるのがわかります。

心から安心してくると、警戒心の塊でしかなかったあの鋭さはいつしか消え去り、呆れるほど甘えん坊で人懐っこい性格が露呈されてきます。最後はすっかりお腹を相手に見せて寝る始末です。

自分以外の存在が決して自分に危害を与えず、共に生きる仲間として信じて疑わないのです。

信じて疑わないから成功する

自分でビジネスを始めたい、とか、もっと軌道に乗せたい、と成功者から教えを受けながら複数の収入源を手に入れる"複業"を行う人が増えています。

今回のコロナのようなことが起きれば尚更です。突然経済が止められてしまうと、誰でも明日の自分が心配です。いざという時でも、困ることなく生活を続けていける保障などどこにもありませんので、賢く生きる術なのです。

緊急事態時は、誰もが皆、自分が生きて行くことに手一杯なのですから、人のことを考える余裕がありません。明日の保障がある訳ではないのです。

でもなぜか不思議なことに、明日も自分がこの世に生きていることを信じて疑いません。現に、生きている自分はとても運がいいのだと思います。

こんな時は、今までの自分の道を断ち切って、これからの新しい道を切り拓く、そんな英断をされた方もきっといることでしょう。或いは全ての退路を断たれ、もしくは一縷の望みをかけて、それに頼るしかもう選べる道がなかったのかもしれません。

私たちは、不安や恐怖、絶望、失望といった、あらゆる負のエネルギーであるマイナス気分に、簡単に潰されてしまう危うさをいつも秘めています。

一方で、明るい未来を信じたり、元気な声で笑ったり、自分以外の誰かに優しく手を差し伸べたり、と底抜けに力強く輝くプラス気分をも持ち備えています。

プラス気分の時でもマイナス気分の時でも、どちらも自分が正直に感じている心の有り様なので、その時自分がその感情に支配されていることに、始めはなかなか気付けません。

それでも、揺れ動く感情に揺さぶられながらも確かなことは、負の感情には転じたくない、戻ってきたいと、確たるゴールは見えているのです。

心に思ったことは、それが現実になると言われています。
それは、とても幸運なことだと言えるでしょう。

誰だって、未来の自分が成功していると信じたいのです。
心に思えば、誰でも未来の自分を成功に導けるのです。

誰もがそうやって幸運を掴めるはずなのに、現実には多くの人がそれを出来ません。なぜなら、信じたくても疑っているからです。

幸運な人は、そうはなりません。信じることはあっても、疑うことはありません。
成功する人は、自分が成功することを信じて疑わないのです。


貴重な時間を使って最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

あなたとあなたの周りの大切な人にとって、
今日も素敵な時間が訪れますように。

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