見出し画像

自己啓発本でキャパオーバーに陥る|読書

本や漫画には山ほどのヒントがあります。

世の中には自分には考えもつかないあらゆる方向から発想をする人がいて、シンプルにすごいなと思う。

わたしにはどうも相性が悪い本のジャンルがあります。自己啓発新本、新書です。

①直感に刺さるタイトルの本を手にとる
②あらすじや目次を読む
③目次でピンときた項目を読む

なるほど。好いかも。取り入れてみよう。

ここまでは順調なんです。自己啓発本や新書は、短いセンテンスで強烈な内容をまとめてくれるものが多く、読み進めていくにつれて、これ試してみよう、あれも試してみようというポジティブな感情が溢れてきます。

で、1冊読み切る前に試したいことばかり増えすぎてキャパオーバーになってしまう、のがいつものパターン。

なにを試したかったのか分からなくなってしまって軽いパニック状態です。だから、自己啓発本や新書、名言集みたいなジャンルは、抱え込めきれなくなって胸が苦しくなってしまう。自分の無力さもまた押し寄せてきて、嫌になる負の連鎖。

この感情が気持ち悪いから遠退いていたんだ。

でもね、全ての自己啓発本や新書が相性が悪い訳ではありません。しっくりくる本だってちゃんとあります。

どんな本かというと、新しい世界だけではなくて、わたし自身も似た経験したことがあって同じように共感できる内容の本。つまり、1冊まるまる新しいことじゃなくて、3割くらいが新しい発想の本。

自分の理解力の乏しさが招いた感覚なんだけど、1番しっくりきます。

そう考えると、直接新しい知見満載の本にいくのではなく、知っている知見もある本を2,3冊読んで遠回りして予備知識を整えてから、新しい知見満載の本を読むのも悪くないんじゃないかな。

遠回りすべき本に出会うのも難儀なんだけどね。

おわり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?