キャラクター

はじめに

この作品について一言で言うなら


[おすすめです💁‍♀️]


(血がビャーとかが大丈夫な方であれば)

である。


貸切状態のレイトショーで
ファブル2と迷ったものの

僅差でキャラクターを選択。

登場人物は菅田将暉くんとFukaseさん以外の情報を入れず鑑賞に至った。

菅田将暉くんと高畑充希さんがお似合いだなあと昔から言っていたんだけど
まさかの夫婦役。


やっぱりしっくりくる。

主要キャストの他
隅から隅までキャストが筋金入り。


芝居の安定感と先が読めそうで読めない展開にズルズルと引きずり込まれた。

構成、カメラワーク、展開、演出
総じて目馴染みのない世界。


これが"令和"の描き方か
とふと思った。

体験型ダークエンターテイメントとはまさにその通りだと言える。

Fukaseさんの醸し出す雰囲気が
いそうでいなそうでいそうで
気味が悪く最高だった。


全狂気大集合!✋
と言った感じだ。

映画館で頭を両手で抱えて

「マジか」😱

と呟いたのは生まれて初めてだと思う。

あれだけ血に塗れた画面にも関わらず
被害者側に感情移入させないのは
テンポなのか何なのか🤔

現代における日常にリンクする問題提議をされている場面が山のようにあったはずなのに
どれ一つ後から追えない。

あれ程引きずり込まれておきながら
見終えた後に全く後味を残さないという
不思議な感覚に襲われた。

わからない。
私の短期記憶機能のバグなのか。
作品の巧妙な作りによるものなのか。

ただ兎に角
おかわり何杯でも出来る君作品の代表作といえる。

あのテーマパークに行ったら
あれは押さえておかないと

という場面の
まさにあれに該当するのがこの作品なんじゃないか。

何か観ようかなー
どれ観ようかなー

の人は是非映画館で体感して欲しい。


後味無味無臭体験の謎を解くべく思考を巡らせてしまうこの作業まで含めたカラクリだったりして。


後味無味無臭なのはあくまでも傍観者であるからごく当たり前なのか

都合の良い感情移入に気付かされる。

いかんいかん

私まで狂気大集合症候群を発症しそうだ。


という事で


感染対策を加味すると

レイトショーが最高です。

[2021.07.07]

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