今日は少し教訓を得た話

子育てが中心の生活をしていると、子供の親たちが必ず思うこと

「時間があれば、〇〇できるのに」
「今度、1人時間ができたときに△△すればいいや」

こんな感じで、
自分がやりたいことを後回しにしつつも、どこか「そのうちやろう」「そのうちやれるよな」と考えるケースは多々あります

こんな感じで、大小問わず、いつの日かやりたいこととして認定する行為に実は日々溢れているような気がします

今回はこれを【そのうち予約】という名称とすることにして、、、

この【そのうち予約】のには様々な種類の予約行為が発生しているかと思います

例えば、

・ジムに通おう
・新しい服を探しに行こう
・あの店のケーキを買いに行こう
・一人旅に出よう
・友達と会おう
・新しいスキル/資格を手に入れよう

と言った感じで、子どもとの格闘がどこか落ち着いたタイミングを勝手に想定して、【そのうち予約】を貯めているかと思います

この自分の中の未来の行為を予約するペースは、実は毎日転がっていて、溢れるほど予約をストックしている人もかなり多いのでは…

かく言う私もその1人

テレビを見てたら行きたいところが増え、スマホを触っていればあとで調べたり、記事を読み込もうとリンクを保存したりしては、【そのうち予約】を積み上げてしまいます

そして、つい先日に発生した予約でさえ、その他の予約に埋もれてしまい、価値が薄まり、そして無かったものとなっていく…

そんな時も少なくありません

それくらい、日々子育てをしていると自分や家族に対する「そのうち予約」が溜まりに溜まっていくからです…

いや、子育てだけが原因ではないかもしれません

仕事が忙しい
大きめの家族行事が待っている
季節的に合わない
財政的余裕がない

そういった別の理由も本当は絡まっている中で、割と”子育て”が落ち着くシーンを理由に後回しにしやすい傾向にあるというのが正しいような気もします

そんな中…、

直近のわたしの話ですが、
仕事がうまくフィットしたり、家族の協力や理解があった前提で、
【人生で１度、訪れておきたい場所】に行ってくることができました

場所はイギリス
自分が中学生くらいから推してきたリヴァプールという港町にあるサッカークラブの試合を観戦する貴重な機会を得ることができました

おそらく、自分にとって最大で最古の「そのうち予約」を達成できたのです

実行の決断のプロセスや、旅先で感じたことを端的に書くと…

• 子どもたちが落ち着く頃ってあと１０年くらい先な気がする…

• 子育てが落ち着く頃、割と早いうちに親の介護とかが発生しそう（直近の同世代の話を聞いている限り、思ったより早そう）

• 仕事の忙しさが落ち着く瞬間を社会人生活で手に入れた試しがない（たぶん定年までこのペースでは）

• 財政面の余力を気にしだすと、全部後手後手になる。せめて価値の高い「そのうち予約」は自分への”投資”としてクリアにしておきたい

• きっと新たな「そのうち予約」はやってくる。達成して日々のモチベーションが下がることは無いだろう

• 子どもたちが生まれてから、「そのうち予約」の価値や種類が変化している

• 実際実行してみると、「そのうち予約」や物事の後回しが積み重なって、日々心配だった気持ちが少し解消された

といった感じ

どちらにせよ仕事で数日間現地の近くには行くことが決まっていたので、今回は都合を合わせにいった面はあります

ただ、実際に大きめの「そのうち予約」を達成して思ったことは…

大小問わず達成できる予約は早めにクリアしていくように何らかの打ち手を考え続けることは放棄しないようにしよう

ということ

当然、家族の協力を得る為に自分の行動がどうあるべきかは重要
且つ、自分以外の人の「そのうち予約」を犠牲にしてはならない

もちろん全て叶えられるものではない
可能な範囲で達成を模索していく

こんな気持ちを今では持っているところです

個人的な今後のスローガンは

【子どもたちに、自分の好きなこと・やりたいことを我慢している親として認定されたくない】

といった感じです

自身が「そのうち予約」を達成していくプロセスや気持ちの持ち方・在り方、家族や仕事に対する向き合い方などを全力で子どもたちに見せていくような親になっていきたい

今回のドでかい「そのうち予約」の達成を通じて、強く実感したのはそういった子育てに対するマインドの設定かもしれません

子育ては本当に大変
自分の時間を犠牲にしてしまう面はどうしても出てきます

でも、仮に子育てが無くともおそらくきっと、「そのうち予約」は溜まるもの

仕事、財政事情、家族・親戚関係、友人関係、景気や社会情勢等も達成率を変化させる変数です

決して、子育てだけが”そのうち”を生み出している訳ではない

そうであるならば、達成率は低いとしても、大きめの「予約」から捌いていく様を、自分の子どもたちには見せていこう

これが、今回のイギリス旅の中で最も得た教訓といえるかもしれません

当然、この先のマインドの変化は大歓迎
人それぞれの価値観が違うのもあたり前

ただ、今の率直な思いはしっかり残しておきたいな、と思ってます

次の「そのうち予約」の達成にも、実は既に動き始めています
焦らず、楽しみながら…やってみよう

了