日本人CEO・ケニア現地法人の資金調達。ケニアの人々の支援に感謝

今回は、ケニアの人々(ケニア人や、アフリカで活躍する方々)への感謝の話。

Africa Entrepreneur Challenge Fund (アフリカ起業家の資金調達支援NGO)
の無料支援の最終選考まで残ったので、
1月からマンツーマンコーチングが始まっている。

まず一つ目に感謝したいこと。
私を外国人だからと落とさずに、入れてくれてありがとう。

アフリカのグラントなどは、隠れ差別的なものが存在していて、
(それは他の大陸もそうなのかもしれんが)
アフリカ現地法人であっても、国籍がアフリカでなければ、
黙って落とされるというのがある。

Applications from local and/or women entrepreneurs are strongly encouraged. Local engagement can be demonstrated through local company registration and years of operation in the country and/or EEP Africa region, majority local ownership of the company, and/or a strong existing local team/partner.

とあるグラントの応募資格について

こういうこと書いてると、場合によっては、外国人でもだいぶ大丈夫そうに見えるでしょ?
実態はそうでないそうなのです。
差別になっちゃいけないから、はっきりと書かないわけです。

移民が沢山いる国で、どうやって「アフリカ人」だなんてわかるのか。
国籍がそうであれば、本当にアフリカの人なのか?

ケニア人国籍で、ほとんどをアメリカで過ごし、ケニアに戻ってきて、
アメリカの人脈を生かして事業を成功させている人もいるわけで、
本来国籍などで分けるのは差別でしかない。

私もケニアに10年、永住権申請中、20代の半ばにケニアに移住。
どう見ても、ケニア人と近い扱いを受けていいはずなのだ。

っと、ゴタゴタ書いたが、
私が差別されない土俵で資金調達をできるよう、
様々な支援をいただいた。

長年の知り合い(ケニアの役人・弁護士など)が
永住権の申請にあたって推薦人になってくれた。

(私の永住審査の際に、良き人間であることの証人になるということで、
全員即答で協力。心から嬉しかった)

AECFのコーチや、ライティングアドバイザーなども、
無償・投資・融資、
全てのオプションのアイデアをくれている。

差別的なグラントは避け、
私のミッションに合ったものを紹介し、
どうすれば資金調達がうまくいき、
事業がグロースするかアドバイスをくれ、
ピッチデックの修正、法的な整備、バリュエーション、
パートナーシップのアイデア、
多様な面から支援をしてくれている。

面白いオプションは沢山あって、

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