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「鎧兜」はお好き? 野口哲哉展

伊勢丹からの続き(この日は1日がやたら長い)久しぶりにお会いしたイラストレーターの女性から、打ち合わせの後に「鎧兜お好き?」と聞かれて、「Yes」とも即答できず「え〜っと、好きでも嫌いでもないというか。。。確か実家の屋根裏に甲冑と兜。。。あったような。。」とややしどろもどろお返事をしていたら。。。

「銀座のポーラミュージアムアネックス行きませんか?」とお誘いいただき、しどろもどろにどんな展示か調べてみたら「面白そう!」

調べて出てきた画像で一番ツボだった! ↑

ということでご一緒することに!?!  


エレベーターで3階へ


初ポーラミュージアムアネックス〜ITOYAは行くことあるけど、この辺まではあまり行ったことなく。。。

そして最初のご挨拶でより惹きつけられた!
なぜってルネ・マグリット好きだから〜特に「光の帝国」が好き

Magritte


今回の野口さんの展示タイトルの「これはサムライではない」は、ルネ・マグリットの「Ceci n’est pas une pipe(これはパイプではない)」からインスパイアを受けたとのこと。

美術は美しい哲学であり、探究であり、広大な思考の空間であるべきという価値観。

最初に見たインパクトの順から並べていきたいと思います。

自然な今っぽさも感じる仕草と甲冑。。。と謎動物、ダックスの耳が上がった感じというか、うさぎというか。。。なんだろこの動物

下から覗き込むと目力強くてアップにしてややびびる。

自然に座る方の甲冑はよくみるとシャネル。。。。

黄昏ちゃった目線とあちこちシャネルロゴ。。。↓さらに詳細説明画

その解説である「御シャネルの具足」。。。御シャネル。。。かぁ

猫耳!!!そして白猫抱えてる〜これが立体になると!

背中に背負ってるのはなんでしょ!
八幡!?!


そして、自然と不自然の間 ↓

これは壁そのものに描いてる!

エッグチェア?
エッグチェア!

そして、バイクではなく、九州の玩具「キジウマ」に乗るサムライ

この動き、そして足もとのもふもふ

deep sleep
人の夢と書いて「儚い」と読みます。固い鎧の中で見る夢は、
まるで羊羹のように甘く儚い。

下の箱が羊羹2本分。。。

暗闇でスマホってこんな感じに見えるよね ↓ サムライだとオモロイ


見ざる聞かざる言わざる 大事。

甲冑に水玉がモダン配色も!

これはビジュアル的にも面白かったのですがその説明もなかなか刺さるメッセージが多くて。。。(ちなみ撮影は全て可能です)

からの↓

さらに

ちょっと無表情の自分ってどんなか考えたり。。。

現代に鎧兜きたら〜

シューーーーズ!

後ろも抜かりなく!

そして悩んじゃうシリーズ

なんか頭重そう
表情もなんともいない


うずくまるの図 腕が今っぽいね

体育座りの巻

さらにこれは説明読んで切なくなった作品、それがなぜかは会場で見て感じてほしい。


そして疲労度MAX系 ↓  これは足先が良くって〜ちょこっと爪先立ちみたいになってるというか、疲れて椅子で眠っちゃう時ってこうなるね〜って感じで苦笑い〜

現代も別の意味で(兜はなくても)「鎧」装備してる時あるなぁと思ったり、この鎧を緩めるというか、鎧を脱ぐところってどこかなぁ。。。なんて考えたりしながら鑑賞しました。

Cさんご案内ありがとうございました!興味深く面白い時間となりました。すっごい枚数写真撮ったね〜


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