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木の器の魅力を解説します =後編=

みなさまこんにちは。

八丈島の木の器バイヤーのhachidoriです🦜
前回に続き木の器の魅力について徹底解説してまいります🎤

さて、今回は八丈島の木の種類によってどのような特徴が器にでるのかを独断と偏見のみでご紹介していきたいと思います🌳

・イヌマキ
裸子植物というところが島感でております。
防潮、防風、そしてシロアリに強いという特徴をもつ島暮らしになくてはならない守り木様🌳
器にすると、色は黄土色と明るいブラウンのツートンで、節目模様の愛らしさが推しポイントです💡

チョンとついた節模様がチャーミン♡

・カイヅカイブキ
こちらはお庭の生垣などで、馴染みがある方も多いかと思います。八丈島でもよく海辺付近に植えられていて、ちょっとクリスマスツリーにも使えそうな佇まい🌲
色は明るい黄土色と赤身のかかったブラウンのツートンカラーがしっかりとでるのが特徴。個性的な柄が好きな方にはたまらん逸品に仕上がります。

セクシーなフォルムがそそるイブキちゃん

・クワ
クワの葉っぱは、八丈島の特産品である〝黄八丈〟の糸を紡ぐ蚕ちゃんの大好物。こちらも八丈島にはなくてはならない存在。
幼少期は蚕に負けじとクワの実を食べて栄養補給していたhachidori。よく学校の帰り道につまみ食いし口を紫にして帰ったものです。
器では、白系だったり渋めの黄土色だったり、黒柄も時として出現したりと七変化する妖艶クワちゃんです。

同じクワでも全然表情がちがいますね。トレーはこんな使い方もできます。

・サクラ
八丈島はソメイヨシノが主流で、桜は白というイメージが強い島っこも多いはず。
基本色は赤ブラウン主流の明るめボディですが、トレーやイートボードは濃茶の皮部分とのコントラストも楽しめ、可愛さだけじゃない渋さとクールさも合わせ持つサクラです🌸刃と相性が良いと小泉さんも好きな木のひとつ。

これまた表情ちがい。後ろのウェーブボディは手間暇かかったデザイン。

・ツバキ
大島のツバキ油は有名ですが、八丈島にもたくさん自生しています。渋めの茶色が主ですが、茶系コントラスト柄が新たに出現🐅とてもオシャレです✨メンズライクなデザインが好きな方におすすめのツバキン🌺こちらも小泉さん推しの木です。

この模様の現れ方ずるくないです?

・マダミ(タブノキ)
家具を選ぶ時にマホガニー色を選びがちな貴方様はきっとマダミを愛すでしょう。
木の器シリーズの中でも揺らぎなき濃茶一色のブレないダンディ。樹齢も長く、神秘的な空気を纏うマダミ氏の大人の色気に酔いしれるファン多数です。

こちらは30年の特級樹齢もの。すでにお嫁にいっておりますが今でも忘れられない存在です。

・モチノキ
モチモチの木。樹液から鳥もちが採取できることからついた名前だそうです。材質が堅く重厚感があるのが特徴。どっしり握りごたえがあり、一家の頼れる存在になること間違いなし。落ち着いた茶で飽きのこないデザインが多いです。

木だけど土の精霊もついてそうなモッチー

・ヤブニッケイ
今期お初にお目にかかりましたが、もっと早く出会いたかった✨
渋茶のコントラスト系もあれば、黄土色に黒模様系もあり、こちらもどうやら七変化の能力をお持ちのようですね。とても個性的な節模様です。変わり種が好きなわたすは大好物😻 別名ナンジャモドキ…なんか、わかる!
入荷少なめなのでお早めに❣️

口数は少ないけど愛情深き男の匂いがする

・ヤシャブシ
漢字で書くと夜叉五倍子。渋いです。人気のため残念ながら今は在庫がないのですが、明るい茶色に濃茶の節模様が映える珍しい柄が多いです。アニマル柄のような模様がでたりも。個性派デザインがお好きな方は見かけたら即ゲットすることをオススメします。

かっこいんだからぁ

まだまだ木の種類はたくさんあるのですが、今回はこの辺で。
新しい木の器が入荷しましたら、またご報告させていただきます🎤(もうじき届くはずです。ワクク🎶)
本日も最後までお読みいただき有り難うございましぃたm(._.)m

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