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【古都奈良への旅/のんびり記事⑤】~世界もココロもグラデーションでできている~477

こんにちは
八彩理絵子(やいろりえこ)です。

前回『薬師寺』についてご紹介しました。


さて『奈良定期観光バス』の1番人気

<c>法隆寺・薬師寺・唐招提寺(1日コース)も

いよいよ最後の目的地である『唐招提寺』です。

はす池

<唐招提寺>(とうしょうだいじ)

苦難の末に来朝した唐の僧・鑑真和上(がんじんわじょう)が、戒律を学ぶ人々の修行の道場として759年に創建しました。
正面の美しい列柱や小説『天平の甍』の鴟尾(しび)で有名な金堂をはじめ、平城宮の東朝集殿(ひがしちょうしゅうでん)を移築した講堂など、今も創建当時の建物がよく残っています。まさしく奈良時代建築の宝庫といえるでしょう。

静寂に包まれて

金堂(国宝)

南大門をくぐった正面にその荘厳な姿を見せる金堂は、8世紀後半の創建時の姿を残す代表的な建築物です。

外観は、正面間口七間(中央間は約4.7m、両端へは次第に狭くなり、3.3m)、奥行き四間の寄棟造で、前面一間通りが吹き放ち、軒を支える組み物は三手先(みてさき)と呼ばれる形式で、その建立年代を示しています。

堂内は、連子窓から取り入れられた柔らかな光に満たされ、中央に本尊・盧舎那仏坐像、右に薬師如来立像、左に千手観音立像(いずれも国宝)が並ぶ姿は、天平時代を彷彿させる厳かな雰囲気に包まれています。


講堂(国宝)


平城宮の東朝集殿(ひがしちょうしゅうでん)を移築・改造したもので、開放的な空間となっています。

天平時代、平城宮の面影をとどめる唯一の建築物としてきわめて貴重な存在です。

内部は、本尊弥勒如来坐像(重文、鎌倉時代)と、持国天、増長天立像(重文、奈良時代)の他、多くの仏像が安置されています。

礼堂(らいどう 重要文化財)

鼓楼の東に位置する南北19間の細長い建物の南側8間が礼堂、北側10間が東室、その間の1間は、馬道(めどう)と呼ばれる通路になっています。
礼堂は、隣の鼓楼に安置された仏舎利を礼拝するための堂で、内部に釈迦如来立像(重文)・日供舎利塔(重文)を安置しています。

馬道(めどう)!?



鼓楼(ころう 国宝)

金堂・講堂の中間の東側に建つ、2階建ての建築物です。名称は「鼓楼」ですが、現在は鑑真和上将来の仏舎利を奉安しているため、「舎利殿(しゃりでん)」とも呼ばれています。

外観は、上下階とも扉と連子窓(れんじまど)で構成され、縁と高欄が取り付けられています。
堂内の厨子には、仏舎利を収めた国宝の金亀舎利塔(きんきしゃりとう)が安置されています。



宝蔵(ほうぞう 国宝)

経蔵とともに並んで建つ校倉で、北側の蔵です。

唐招提寺創建にあわせて建立されたといわれ、経蔵より一回り大きいその堂々たる姿は、校倉の典型といえます。



経蔵(きょうぞう 国宝)


礼堂の東側に宝蔵とともに並んで建つ高床式の校倉(あぜくら)で、小さいほうが経蔵です。
唐招提寺創建以前の新田部親王邸の米倉を改造したものといわれ、唐招提寺で最も古い建造物であり、日本最古の校倉です。



静かで空気がさらに清らかな苔が綺麗な場所
こちらの先に・・・



苔がとっても綺麗でした

開山御廟(かいざんごびょう)

境内の北東の奥まった静かな場所に位置する鑑真和上の墓所。

同時期の高僧の中では唯一、1250年の永きに亘って、参拝する人が途絶えません。現在は御廟前に和上の故郷・揚州から贈られた瓊花が植えられ、初夏にその可憐な花を咲かせます。


遥か遠い時代に迷い込んだよう



ここから眺めました
御影堂の写真なし😞

御影堂(みえいどう 重要文化財)


こちらの門から・・・今回はここからの見学のみ。写真なし😭
境内の北側に位置する土塀に囲まれ、ひっそりとした瀟洒な建物。元は、興福寺の別当坊だった一乗院宸殿の遺構で明治以降は県庁や奈良地方裁判所の庁舎として使われたものを昭和39年(1964)移築復元したものです。

現在は、鑑真和上坐像(国宝)が奉安されており、昭和46年から57年にかけて東山魁夷画伯が描かれた、鑑真和上坐像厨子扉絵、ふすま絵、障壁画が収められています。







気になったところの写真も載せてみました。

『唐招提寺』静かで時が止まったような感覚になりました。
心がとっても落ち着きました。

仏像にご興味がある方はこちらを参考にしてみてください


さ~て最後のミッション

『朱雀門』は車窓からということで、シャッターチャンスはわずか!!

さぁ!気合入れて撮るぞ~🤣


もってる理絵子!!
いい感じに撮れました(自画自賛)😆

<朱雀門>(車窓)

平城宮朱雀門は、考古学的研究と奈良県下の寺社に残る門を参考にして代、五間三戸の二十門がかつての位置に等寸復元されることとなった(平城宮跡)
朱雀門は、古代、平城京や平安京といった条坊都市の宮城(大内裏)において南面する正門。大内裏の外郭十二門のうち最も重要な門であった。「しゅじゃくもん」ともいう。



さて『奈良定期観光バス』の1番人気

<c>法隆寺・薬師寺・唐招提寺(1日コース)も無事に終了

奈良時代にタイムスリップをしたような1日。親切で丁寧なガイドさんと安全運転のお蔭でたいへん快適な1日でした。ありがとうございました。


今日はここまで唐招提寺のご紹介をしました。

癒しの1日が終わりました。

次回は奈良3日目にして、帰路😢


ここまで読んでいただき
ありがとうございました。


みなさまの「スキ💗」が私の背中を押して、記事を書くことに向かわせてくれます。

皆さまありがとうございます🥰


最後までお付き合いくださり
ありがとうございます。

大切なお時間をありがとうございました。


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