侍の世に運ばれて、犬山。

日本最古の天守閣で名高き犬山城へは、
名鉄犬山線「犬山遊園」から木曽川沿いに、
小高き丘に麗らかに立つその姿を眺めながら向かうのがおすすめ。

旅人を出迎えるように近づいてくるお城にワクワクする。

戦国の世、かの織田信長の叔父、織田与次郎信康により築かれた外装3層、内部4階、石垣内部にさらに2階分が設けられたこの城の天守閣は、
鎧姿の戦国武将にすぐ脇から睨まれているような、当時そのままの木造の階

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日本画《錦鯉白雲図》

戸田光祐《錦鯉白雲図》画仙紙 墨

昨日唐突に鯉が滝昇りしている光景が入道雲と重なった。降りてきた感じ。
この題材は引き続き描こうと思う。

とても気に入ったので掛け軸用にも手掛ける予定。

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日本画《白雲図(しらくもず)》

国宝を手掛けるという夢にあたって何を描くかを思案した結果、雲に辿り着きました。もちろん、他にも描こうとは思いますが、まずは雲を軸にしようと思います。

理由としては、単純に雲が好きということや、古来日本画において雲や霞は情緒豊かな表現がなされており題材として面白いと思ったからです。

洛中洛外図屏風(上杉本)右隻(国宝・16世紀)

歌川広重「名所江戸百景」より「市ヶ谷八幡」

他の理由としては、

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近代建築まとめのまとめ

いままでTwitterで作成したものが散逸しかけているので、こちらにまとめます。

現存する戦前の県庁舎

戦前の都道府県庁舎は意外と多く残っています。都道府県のランドマークとして、その多くが文化財に指定・登録されています。

近年は、戦後の都道府県庁舎も評価され始め、2019年には島根県庁舎(1959年)が登録有形文化財に登録されました。

現存する戦前の市庁舎

戦前におよそ200あった市のう

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琳派 雷神図の模写

尾形光琳の風神雷神図屏風の雷神図を模写してみた。
琳派といえば風神雷神図の継承があると思う。風神は中学生のときに描いたことがあったので、今回は雷神に挑戦。

戸田光祐 雷神図

雷神の線画

ちなみに今回の画材はイラストレーター。
データとはいえ、模写は結構勉強になる。

背景を切り取った雷神図

日本画とイラレは親和性が高い。モンドリアンほどではないにしても、線で骨格を決めベタに塗る手法は一周回

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描く準備

僕が描こうとしている絵で肝になるのが円弧の美しさ。
だからまずは円を美しく描く練習。A3いっぱいに何枚も円を描いてみた。

僕が人生で最も絵を描いていたのは高校三年生のとき。ただ、そのときはほとんどデッサンだったため、一筆で正確で綺麗な線を追い求めた訳ではなく、描いては消してを繰り返し形を整えていた。ただ、僕が挑戦したいのは日本画であるため、一線で形を決めることに拘りたい。

考えるに、日本画は書

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絵の話:輪郭

日本の古典的な絵、いわゆる日本画の特徴のひとつに「輪郭」があります。西洋絵画では基本的に陰影によって描くのに対して、日本画では明確な輪郭線によって描いています。

レンブラント『自画像』
画像はWikipediaパブリック・ドメインより

伝桃田柳栄筆『狩野探幽像』
画像はWikipediaパブリック・ドメインより

誇張はあるにしても、西洋画は写実的であり、日本画は観念的な印象を持ちます。

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土偶ガチャ7

この前行った時、つれもやったので2個。

みみずく土偶は持ってるのだけど、初めての
⑩ハート型土偶 もゲット!!

埴輪と土偶➕土器&青銅器シリーズ、コンプリートももうすぐだな。

でも!
国宝土偶シリーズのガチャも見つけてしまった。
これは、やらずにおられない。

これも、つれもやってくれたので、2回。

えー!いきなり、ダブった!

仮面の女神、かっこいい。

今、断捨離中のはずなんですけ

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紅白梅図屏風について

僕が人生で最も拝観した国宝は、尾形光琳の『紅白梅図屏風』。
幼い頃から両親が幾度となく連れて行ってくれたため、お高い国宝というよりもっと身近な、親近感さえ湧く作品だ。

画像はWikipediaパブリック・ドメインより

僕の美意識は、少なからずこの作品の影響を受けている。だからこそ、国宝を目指すにあたっては、真っ向からこの作品に挑みたい。

主観として、この作品の基幹を成すのは、作品名である紅白

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