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本当の戦いはこれからだ!母のお葬式備忘録

長らく認知症の寝たきりだった母が亡くなってしまった。
前々から構えていたことなのでお葬式という未知の敵を迎えるにあたって「本当の戦いはこれからだ!」とジャンプの第一部完みたいなことを考えた。

今回のお葬式で考えていたことは家族葬にすること。
自治会の人たちに声をかけると人数がわからないのでやめておいた。
お通夜をしないこと。
お通夜の寝ずの番を我が家と母の弟だけではできないので先にやめようと言った。
結果、家族葬とお通夜をやめてもお金はかなりかかった。
ちまちまかかったのがお棺の移動費1回14000円。
税別かもしれない、キレそう。
病院→自宅→死化粧する事務所→お棺の安置所→葬儀会館と4回移動した。
安置所は1日2万。
2日で4万。
ほんとキレそう。

死化粧12万。
おいおい。
納棺師の人がするみたいでさすがに昔の母の写真っぽい仕上がり。
この死化粧12万ですが値上がりを伝えられてなくて15万ですすいませんと眠りにつく直前に電話がかかってきてブチキレる。
最初から15万と言え。
責任者が電話に出てきてかえって私も怒りの納め方を見失ってしまった。

この辺のお金ですごくかかったのとホール代と火葬代で8万。
住職へのお布施が目眩がする金額。
葬儀場から火葬場へのタクシーが往復で1台1万2千円。
マイクロバス5万円を考えていたけどそこまで参列者がいなかった。

祭壇のお花代ってこう考えると意外と高くない。
私が選んだ枕花が高かったかもしれん。
枕花にお金を使う人いないんじゃないか。
親族一同の花も枕花の胡蝶蘭も全部お棺に入れられてよかった。
いい花は入れられないかと思った。
お花を少し分けて家に持って帰れるようにしますと言われたので仏壇の花より大きいくらいかと思ったらカサブランカがたくさん入ったものすごい花束で困惑している。
バケツに水を入れて置いている。
お線香や位牌を置く机も2つ貰って困惑している。
もしかしたら普通の家は仏壇がなくて代わりにくれるのだろうか?

今回は金額的な備忘録です。
ほんと輸送費タクシー代交通費にお金がかかるということを強く言いたい。
住職へのお布施と戒名もすごくかかります。
母に戒名があったはずなのに書いた紙がないし父の戒名もわからなくなったのでなんとかして住職!
うちのお葬式がいくらかかったか検討がつくと思うので参考にしてみて下さい(YouTube風に)

母に対する情緒的な話ってここまでに色々あったので今はほとんどないのですけど参列をお願いした親戚の大半が年齢で具合悪くして参列していただけなかったのがショックでした。
予想外でしたが年を取るってそういうものですね。
そんな私のショックを理解しない父の義理のお姉さん!
超元気な困った人でした。
色んな人の話を鑑みてうちの父もかなり元気な方なので長生きしてほしいです。

お葬式の常識なんか知らないし知らなくていいと思うしコロナで町内会でも大きなお葬式がなくなって様変わりしました。
自分の家でお葬式っておばあちゃん以来数十年ぶりだし幸い知り合いのお葬式にも参列してないし世間のことなど知らない。
お葬式もまた変わるかもしれないしそんな事にはついて行かなくていいと思う。

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