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「暑さ、寒さも彼岸まで」とは言うものの

「暑さ、寒さも彼岸まで」とは、冬の寒さは春分頃(3月20日前後)まで、夏の暑さは秋分(9月20日前後)頃までには和らぎ、凌ぎやすくなる」という意味の、日本の慣用句である。私が子どもの頃、お彼岸には祖母がこの言葉の説明をしながらおはぎをつくってくれたっけ。
今年2023年の秋彼岸は、9月20日(水)から9月26日(火)までの7日間だそうだ。

観測史上最高に暑いこの夏。

異常に暑くても、彼岸花はこの時期になると咲くから不思議だな。確かに、ここ数日の間でわたしが住む静岡の街中も朝は爽やかな空気を感じる日が増えてきた。でも、気象庁の予報によると彼岸があける27日以降また30℃以上のムシムシした暑さに戻るというではないか。


岩波「世界」2023年10月号
特集1 瀕死の1.5℃目標 政治よ目覚めよ
[江守正多「1.5度目標の「死」をめぐって]
には、近年の平均的な地球温暖化のペースは10年あたり0.2℃であることから、現状は既に1.3℃に近いと考えられると書かれていて、読んだ時は思わず地球の片隅から「だよね〜」と叫んでしまった。

国連のグテレス事務総長は、気候野心サミットの中で「化石燃料の既得権益者が強欲をむき出しにし、われわれの足を引っ張り、腕をねじ伏せてきた。こうして失った時間を取り戻さなければならない」と発言。
日本はアンモニアだ水素だなどあさっての方向を向いていないで、脱化石燃料政策と、暑くなってしまった地球から誰ひとり取り残されずいのちをまもるための適応策を急げ


海外の気候デモは、脱化石燃料を掲げ政府と化石燃料企業に対して怒りの声をあげて行進している。公正さと生きる権利を求めながら。私たちはもっと怒っていいし、怒るべきだと思う。

一方、地方から具体的な政策で気候危機対策を追及して変化をつくろうとし ている人たちがいることは希望と言っていいと思うし、私も政策とシステムチェンジを後押しするひとりでありたい。

What do we want ?(何を求めているの?)
Climate justice !(気候正義!)
When do we want it ?(いつ求めるの?)
Now !(今!)


The People United Will Never Be Defeated!
団結した人民は決して負けない!


#EndFossilFuels
#climatestrike
#世界気候アクション
#FastFairForever
#ClimateJustice
#ClimateCrisis
#気候沸騰化
#脱化石燃料
#システムチェンジ

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