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【だいたい1000字で理解する】Nitto ATPファイナルズ

すっかり寒くなってきたので、朝起きるのがなかなかつらい。
どうも、私、8utler(バトラー)と申します。

一年は早いもので、気付いたら11月ですね。
と、あたかも11月はじまりました、みたいに書いてますけど、すでに半ばですね。
今年もこの時期がやってきました。
テニスのツアーファイナル、Nitto ATPファイナルズです。
今回は、それが何なのかをだいたい1000字でまとめていきます。

Nitto ATP ファイナルズとは

一言で言うと、「シーズン最後の大会」です。

まず、テニスのプロの試合というのは、1年間を通して毎週行われています。
シーズンの始まりは、1月からで、大きな大会は、10月末から11月の頭にかけての大会で最後になります。チャレンジャーなどの下部大会は、11月以降も、行われたりしますが、トッププロと呼ばれる方たちは、だいたいこのあたりからオフシーズンです。
ただし、このトッププロの中でも上位8名は、「Nitto ATP ファイナルズ」と言う大会に出場します。
なので、この Nitto ATP ファイナルズは「1年間で特に活躍した選手の中での1番を決める大会」とも言えますね。

出場資格

上位8名と記載をしましたが、必ずしも世界ランク1位〜8位の選手に出場資格があるわけではないところがポイントです。
この Nitto ATP ファイナルズへの出場資格は、各選手が、1月から始まるシーズン中に参加した大会の成績上位18大会で稼いだポイントの合計で順位を決定し、上位8名を選出します。およそ、世界ランクと連動はしますが、9位〜20位の中に今シーズンでグランドスラムタイトルを取った選手がいれば、8位の選手と入れ替わったり、怪我で大会不参加となれば、下位の選手が繰り上がりということがあります。
なお、9位〜20位の一部の人も補欠という扱いで、待機します。大会期間中に怪我などで選手がリタイアしたりしたときに、次の試合から参加することになります。(ちなみに補欠でも賞金が出るそうです。結構な額でびっくりします。)

特徴的な大会形式

全試合ベスト・オブ3タイブレーク・セット(年によっては、ベスト・オブ5タイブレーク・セットで行われることもあったそうです。)で行われます。
ただ、このNitto ATP ファイナルズの大会形式は他の大会(トーナメント方式)と違い、特異な形式で行われます。
予選は、4人1グループの組を2つ作り、ラウンドロビンと呼ばれる各グループ内総当たりの方式で行われ、この総当たり戦上位2名を各グループから選出し、本戦の準決勝、決勝が行われ、頂点を決定します。
なので、予選2位通過であっても優勝があり得る大会なんですね。(テニスの大会では、ラッキールーザーと言って、予選で負けても、本戦へ繰り上がりすることがあるので、必ずしも珍しいとは言い難いかもしれません)

2018年の同大会では、アレクサンダー・ズベレフ選手が、予選でノバク・ジョコビッチ選手に敗れたものの予選2位通過。準決勝では、ロジャー・フェデラー選手を倒し、決勝では、再びジョコビッチ選手とぶつかり、予選の雪辱をはらして優勝しました。

まとめ

・Nitto ATP ファイナルズは、「シーズン最後の大会」
・シーズン中に獲得した成績上位18大会のポイントの合計が多い、上位8名が参加できる大会
・ラウンドロビン方式という総当たり戦で予選が行われる。
・予選で負けても、優勝の可能性がある。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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