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ジャーナリング(書く瞑想)

わたしがはじめて「ジャーナリング」という言葉をもって書く瞑想をしたのは、Google社が開発したマインドフルネスプログラムSIY(Seach Inside Yourself)のワークにおいてです。元々書くことが好きでした。手帳やメモ、ノートでまとめることも習慣でしたが、ジャーナリングはまたそれらとは全く違う効果を感じました。

以下、ジャーナリング(書く瞑想)のオススメの本をご紹介しつつ、
簡単にまとめてみます。

ジャーナリングとは

「思いつくままに、手を動かすこと」が隠れている「本当の自分」を描き出す

心を探索するジャーナリングの力

研究:大学生を対象に「これまでの人生でもっともトラウマになるような出来事、あるいはもっとも動揺した出来事」について4日連続、15分にわたってジャーナリングをしてもらうという実験を行いました。
比較対象とするためのグループには特に自分の感情には関係のない事柄(部屋のコトや靴のコトなど)について書かせました。

その結果、自分のトラウマや動揺した出来事といった深い思考や感情を記したグループの被験者たちには、4か月後に健康上の明らかな変化が認められました。

ジャーナリングの10の効用

・IQ(知性の指数)を伸ばす
・「思いやり」の能力を高める
・目標達成を促す
・EQ(感情的な知性の指数・・・自分の感情に気付き、適切な感情を選択して最善の思考と行動を導く能力)を伸ばす
・記憶力と理解力の促進
・規律の強化
・コミュニケーション能力の向上
・癒しの効果
・創造性の喚起
・自己信頼の醸成

手書きによるジャーナリングが脳の働きを活性化させる

「手書き」の方が脳を活性化し、記憶力や理解力を高める
手を動かして書くことは「何が大切なことなのか」ということについての認識を高める効果があります。

書くことで創造性が高まる理由

ジャーナリングを繰り返すうちに脳が活発に動き始めたという研究結果があります。
(日頃からマインドフルネス瞑想を実践している被験者は、手書きによるジャーナリングではアルファ波が高まり、キーボードによるジャーナリングではベータ波が高まった)
*アルファ波:リラックス(創造性高まりやすい)
*ベータ波:オフィスワークや単純作業をする際にでやすい

他にもいろいろな効果がありますが、続きが気になる方は本をご購入ください
「手で書くこと」が知性を引き出す 心を整え、思考を解き放つ新習慣「ジャーナリング」入門 | 吉田 典生 |本 | 通販 | Amazon

ジャーナリングをはじめるときの8つの心得

①一定時間、考えずに書き続ける(できるだけ手を止めずに)
*書くことがないときは、「書くことがない」とか自分の名前でもいいので書き続ける
*5分や10分などタイマーをセットする
②脚色せず事実をあるがままに書く
③(他人の目を気にする必要はないので)気持ちをあるがままに書く
④文法や文章、文字の誤りなどは気にせず自由に書く
⑤リラックスでき、かつ集中して取り組める空間を調える(移動中の短時間のジャーナリングは例外)
⑥始める前のマインドフルネス瞑想などのウォームアップ、書いたあとの内省と気づきの記録までを含めてジャーナリングに1セッションとする
⑦力を入れずに文字を書ける芯が柔らかめの鉛筆を使う
⑧紙は線が入っていない白紙かシンプルな棒線のみの物を使う
*お気に入りのノートだとテンション上がります

アフター・ジャーナリング

書いたものを見直します。
そのことで、「本当の自分」に気づいたり、発見があったり、クリエイティビティが高まります。

本日2023.09.23秋分の日
スタジオにて、ヨーガと瞑想のあと、みんなで秋分の日にふさわしい3つのテーマでジャーナリングをし、シェアリングをしました。
気づきを言葉にすること、または他の人の気付きを聞くことで、自己認識も高まりやすいです。
ぜひ、オススメです!

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