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言葉を使わない声がある。耳を傾けよう。ルーミー

【「言葉の先にあるもの」や「言葉にできないもの」につながろうとするセラピーとしての乳がんヨガ】

昨日の『乳がんヨガクラス』と『病院のがんサロンでのヨガ』の「言葉」に纏わるふたつのおはなしです。

その❶
昨日『乳がんヨガ』に体験に来られた方は、
事前にお問合せをメールでいただいた際に
「腕に痺れや痛みが強く不安な状態です。リンパ浮腫が怖いです・・・」と書かれてありました。

とても具体的にご自身の身体のことやお気持ちを文字でも伝えてくださっていたので、
そのどちらに対しても、まずは「安心感」を持っていただけるような場作りをわたしだけではなく、いつも、同じ乳がんや他のがんの先輩生徒さんたちが共に創り上げてくれます。(ありがとうございます🙏)

身体を動かしスッキリとしたあと、その方の言葉をもう一度お聴きすると
不安の種は消えないかもしれませんが、
少なくとも今この瞬間には、それを乗り越えてきた先輩たちと共に「動けた」という自信や安堵も入り混じり、
言葉の先に希望が感じられました。

その❷
昨日の病院のがんサロンでのヨガの茶話会にて
おひとりずつお話しをされる際に、
「先月と同じことなんですが・・・」「このような場で上手に言えないんですが・・・」「人見知りなので・・・」と言いながらも、みなさん、『本当に感じているコト』を紡ぎ出そうとしてくださるその姿、表情、見えないものの中に
『言葉にできない声』までもが感じられて
それは言語よりももっと深いところで参加者全員に共通の理解が生まれていたような気がします。

具体的に話したいこと、不安なこと、聞きたいことがある方も
何だかわからないけれど、言葉にできないけれど、「つながりたい」と感じる方も

ぜひ、お近くの【乳がんヨガ】クラスへ参加されてみてくださいね。

たとえ、解決策が出なかったとしても
共感し合える仲間がいたり…
そのモヤモヤは、意外と身体からアプローチした方が良いときもあったりします!

言葉を使わない声がある。耳を傾けよう。-ルーミーー

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