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コロナで見える人の本当の気持ち

今回のコロナウィルス騒動で、人の本当の気持ちが結構見えちゃうなって思うことがあった。

習い事の先生

個人運営している場合、休講にすると収入がなくなる。開講にすると、万が一、感染&発症者が出た場合のリスクがかなり大きい。さて、どうするか?

とある英語の先生は、生徒&自身の健康を第一として、休講とし、その間の子供の学力が落ちないように、無料でいろいろな学習内容を提供してくれた。子供第一。

とあるダンスの先生は、小学校が休講となり、子供の持て余した体力のためにも、と開講を決めた。密閉空間、至近距離、発声&運動と感染しやすい3条件が整っているけど。もちろん、欠席は自由。とアナウンスしているけど、欠席者には、「心配しすぎ」「息をひそめて暮らすつもりなのか」と批判的なコメントを続けている。免疫力を下げないためにも、日常どおりに過ごしましょうと。欠席者がレッスン動画を提供してほしいという要望には、NO!レッスンに来ない子には、提供しません!!のスタンスを崩さない。

子供達のことを何より考えているのは、英語の先生だなぁと私は思う。ダンスの先生も、子供達のために開講していることはしているんだけど、子供達のためであれば、各家庭の事情(例えば高齢者と同居していて感染リスクが高い場所を避けたい考え方のご家庭)とかで、レッスン参加できない子もいることは想像がつくわけで、だったら、おうちでも体を動かせるレッスンの動画を提供することをNGとしなくてもよいはず。ダンスの先生は、自分の考え方、ポリシーが絶対!!そこは崩さない。だから、開講も本当は、子供達のためではなくて、本当の本当の理由は、自分のためなんだと思う。経済的理由や自分がダンスをしていたいから。子供達のためです!!って言い張っているけどね。

会社のお偉い方々

隣のビルでコロナ発症者が出ても毎日出勤して仕事をさせ、在宅勤務制度を全社員適用にしない。会社説明会も自粛しない、オンラインに切り替えない。社員も就職活動生も危険にさらす。個人個人で要望して、風邪ひいたな!と思ったら有給で休め。コロナにかかっても有給で休め!小学校中学校高校休講でも、小4以上は留守番させろ。心配なら有給使え!

みんな、騒ぎすぎなんだ!!

の一言ですます。もちろん、コロナは風邪の一種であり、ちょっと癖が強いだけではある。そして、高齢者以外はあまり、重篤化していない。まぁ、ダンスの先生もこれに近い考え方。不安に思う人の気持ちには寄り添わない。

従業員を大切にしていないスタンスが伝わると、従業員は離れていくし、会社のために働かなくなること、知らないのかな???

誰のことを一番大切に考えて行動ができる人なのか、人の気持ちに寄り添えるのか、寄り添えないタイプなのかを見極めるのに、コロナは、とってもよい出来事だったような気がする。


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