名古屋三越栄ジャパネスクギャラリー 展覧会出品作品 作品詳細(美術の贈り物展)2021.10.20~26   (正午~17:00在廊予定)※作品は予告なく入れ替えることがあります。

画像1 油彩、水彩合わせて約30点準備している中から最新作を中心にご紹介します。この機会にぜひ会場で作品をご覧になってください。 まずはこちらから。『この小さな世界(トラフズク)』F3号 2021年制作 こちらのトラフズクの取材先は鳳来寺山自然研究博物館。大好きなトラフズクを久しぶりに描いた。「この小さな世界」は英題”All creatures great and small” 私のお気に入りのタイトルでもありシリーズで制作している
画像2 『睡蓮』F6 2021年制作
画像3 『地球の手紙(泥火山)』F20 2021年制作 2020年秋、秋田の後生掛自然研究路に取材に行った。1月にテレビで日本の泥火山の存在を知ってから行きたくて行きたくてたまらなかった場所。柵があり「ここから先は94℃」などと表示されている。硫黄のにおいが立ち込めて大地の熱を感じる。泥が噴出して積み上がり点々と山になっている。地球は若々しい星なのだ。
画像4 『The thread of life』F30 2021年制作 The thread of lifeとは「命の糸」この先どんなに過酷な環境がこの地球に訪れたとしても命の糸が脈々とつながっていくように・・・。そんな願いを込めてウミガメの世界を描くときはこのタイトルを使っている。南知多のビーチランドや名古屋港水族館で取材したウミガメをモチーフに描いている。英語のタイトルは子供のころからお世話になっている英会話教室の先生に相談したりして自分の思いに一番合ったタイトルに決めている。
画像5 『希望の地球(ほし)~コアラ~)』F6 2021年制作 今年の初め絶滅危惧種について調べる機会があり、東山動物園に行くとほんとに多くの動物たちがリストに上がっていることを知った。あと何年もしたらいなくなってしまうのか。私たちの力ではどうにもできないのだろうか。環境の悪化で住むところがなくなったもの。人間に捕獲されて数が減ったもの等・・・。子供たちにも知らせなきゃね。
画像6 『この小さな世界(エミュー)』F4 2021年制作 これも東山動物園での取材にもとづいての作品。愛くるしい目の周りの鮮やかな色はやはり本物にはかなわないなあ。
画像7 『最愛のきみ』F4 2021年制作 東山動物園に良く訪れているというカメラマンのおじさんとフクロテナガザルのケイジの前で話をした。「げんきがないんだわ お嫁さんがなくなっちゃったもんで・・・」それをきいてどうしても描いておきたいと思った。どんなにきみを想っていたか…。と声が聞こえてくるようなその瞳を。
画像8 『希望の地球(ほし)~クロサイ~』F10 2021年制作 そのしわも、もじゃもじゃの毛もとても魅力的です。こちらも絶滅危惧種のカードがありました。東山動物園 絶滅危惧種 レッドリストカテゴリー(IUCN) 絶滅危険度の高いほうから、EX・EW・CR・EN・VU・NT・LC  たくさんの種がありすぎてほんとにびっくりします。クロサイはCRこの機会に私も勉強したいと思います。

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