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十月十日の預かりもの

こんにちは。

妊娠20週をむかえ、先日胎児超音波検査を受けてきました。

今回はその記録と、最近の心境を残しておきたいと思います。


胎動を感じ始めた16週

安定期に入ってしばらく経つと気になり始めるのが
「胎動はいつから始まるのか」ではないでしょうか…

私の場合は、16週入ってすぐに胎動を感じ始めました。
おへその下から恥骨の間で

にょもにょも...

もぞもぞ...

今まで感じたことのある胃や大腸の位置とは
明らかに違うところで動いている!
これが胎動なのか...?!
そう感じたのが始まりでした。

ネットの情報によると、初産婦で胎動を感じるのは
18週から20週くらいが多い、とか...
初産婦の友人の中には21週まで感じなかったと言ってる子もいたので
私もまだ先かなーと思っていたのですが...
思ったよりだいぶ早くて驚きでした。
本当に人によるんですね。

ただ、16週の赤ちゃんってだいぶ小さいので
子宮の中で動き回るゆとりがあって
胎動を感じる日と感じない日があるんですよね...

昨日まであんなに元気にモゾついてたのに
今日は全然胎動感じない...
無事なのか?って不安になる日もありました。

動きすぎた?マイナートラブル

寒い寒い雪の日にちょっとハードな階段登って安産祈願をしたり
毎日5000歩以上を目指して歩き過ぎてしまったのか
初めてお腹が張っているという感覚を覚えて病院へ。

その際、お腹の張りも見てもらいつつ内診で確認してもらったところ

「子宮頸管の長さは問題ないんだけど、
一部が空洞になってるかも。
位置によっては早産のリスクがあって嫌なので
安静にして薬飲んでもらって様子を見ましょう」

と言われて張り止めの薬を飲むことに、、、

この薬、副作用による動悸と手の震えが
結構ひどくてびっくりしました。汗
エコーで見た赤さんはとても元気だったのでホッとしましたが…

結構同じ症状の人はいないか調べたのですが
どんなに調べても見つからず笑
子宮頸管の一部が空洞ってナンジャソレ?!状態です。

20週の検査ではしっかり空洞部分は閉じていたので
やはり安静にするって大事なことなんですね。

そして、こんなことで連絡するのはなぁとためらっていたのですが
心配ごとがあればすぐに病院に相談すべきだなと思いました。
とりあえず今はほっと一安心です。

胎児超音波検査ってなに?

私の通っている病院では妊婦健診の一部に組み込まれています。
前回の検診後、19週〜21週までの間に受けてくださいと
アナウンスがありました。

普通の妊婦健診でも毎回エコーで赤ちゃんの様子を確認しますが、
私のクリニックでは超音波検査専門の先生がいらっしゃって
いつもとは違う部屋で、20分くらいかけて
赤ちゃんの頭から足の先までくまなくチェックしていただきました。

どんなところを見ているのかは各クリニックにより異なるので
確認してみてくださいね。

待合室で待ってる時から赤さんが激しく動いているのを感じてて
これは大丈夫なのか...?
検査しにくくないかな...?
と思っていたのですが、案の定先生が

「わー動きすぎだよ〜ちょっと止まってくれえ」

「次はどこに行こうとしてるんだい?」

と言いながら必死に赤さんの行方をエコーで追ってました笑
特に心臓の確認に苦戦されていて...
どうすることもできないし、元気なのは喜ばしいことだけど
申し訳ない気持ちに笑

結果としては母子ともに大変健康体であるとの評価をいただきました。
子宮頸管の一部空洞問題があったのでヒヤヒヤでしたが
ああよかった…やっと安心しました。

12週ですでに言われていたのですが(はや)
今回で男の子ということが確定しました。
エコーが追いつかないほど動き回るということは
わんぱく坊やが生まれてくるのかな?

ようやく芽生えた妊婦の自覚

まぶたを閉じています

胎動を感じるまでは赤さんの無事を自分では確認できないし
お腹もそこまで大きくならないので
なかなか「自分は妊婦なんだい!」という自覚は持てませんでした。

が、お腹も大きくなり、小さな胎動によって
別の誰かがお腹に住んでいるのを
自覚するようになった最近は
自分自身はお腹が空いていなくても
お腹の赤さんに栄養を送らなければと
一生懸命食べています。笑

「あすけん」というアプリも始めました。
現時点での週数で足りていない栄養素を教えてくれるんです。
料理も苦手、栄養バランス考えるのも苦手なので
大変助かっています。

朝昼を手抜きした日のアドバイス


それから、妊娠・出産に関する歌詞の入った音楽が
やたらジーンとくるようになりました笑
(これは前回の投稿からもそうですが…)

RADWIMPSの「Tummy」という曲に
こんな歌詞があります。

根掘り 葉掘り 生まれて間もない
その子に僕は尋ねてみたい

お母さんのお腹はどうでした
僕が見れない景色はどうでした

さぞ素晴らしい さぞ美しい
十月十日の旅だったんだろう
僕よりも彼女を知っている
君が嬉しくてどこか悔しくて

RADWIMPS 「Tummy」

これは父親目線で
息子と奥さんのことを歌っている曲で
昔は「こんなに我が子に嫉妬する父いる?笑」と
そこがやたら気になってしまったのですが笑

今は、母としては幸せなことばかりではなく
辛いことや心配事の多い十月十日だけど
お腹の子にとっては素晴らしい旅なのだとしたら
この十月十日も悪くないな
そんなふうに思いながら聴いています。

そして「お腹の赤さんの存在を表現するならどんなだろう?」
と最近ずっと考えていたのですが、母と話していてはっとしました。

私よりも10歳近く若い年齢で
妊婦生活を送っていた母に
「お腹に赤ちゃんがいるときは
どんな気持ちだった?」と聞いたら

「預かりものをしていると思って、
大切にしていたよ」

と言っていました。

自分の中にいるけど自分ではない、別の誰か。

この期間は大切な人を預かっているのか!
自分的に、とてもしっくりきました。

マタニティライフも残り半分を切りましたが
この世に無事に生まれてくれるまで
この大切な預かりものを
守ってゆきたいと思う所存です。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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