うさぎ社長

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小説、絵本作家 子うさぎ絵本プロジェクト統括 絵本を今作っています。 (興味のある方、手伝ってくれる方募集中!) ノンフィクションラブストーリーをメインにアップしています! https://instabio.cc/21110xfsrhP

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  • 一人称は貴方 ノンフィクションラブストーリー

    みんなの恋愛を小説風にしました。 等身大のラブストーリーです。 順次公開致します。 ちょっと待っててね。 取材してもいいよって方Twitterからdmください。

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催花雨

上京を待ちわびながら福島県で過ごす最後の1ヶ月。 雪の降る正午、なにかが鳴っていた…。 強烈な音がケータイから聞こえてくる。 画面には真っ赤な文字で「強い揺れに警戒」 緊急地震速報だ。 長い廊下が波を打っている。立っていられなかった。 窓から見えるはずの景色は滝のように落ちている瓦で遮られていた。 四つん這いで進み階段を後ろ向きに降りていたその時、ごごごご という音が聞こえ体全身に強い衝撃を受けた。階段そのものが落ちたのだ。 神棚さえも落下して形をとどめていない。

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      広告用グルメ記事 交通費頂ければ全国どこでも ギャラ応相談 場合によって無料でも可 自伝の作成手伝い致します。 ギャラ応相談。 気軽に下記から連絡下さい。 うさぎ社長は絵本を作っています。 イラストかける人 ライティングできる人 知恵を貸してくださる人 連絡待っております。

      • 固定記事にしている「催花雨」 東日本大震災で自分のみに実際に起きた話を纏めました。 この作品に限り頂いたサポートは東日本大震災の義援金に寄付致します。 3.11まで行おうと思いますのでよろしくお願い致します。 https://note.com/9213/n/nf2837947b408

        • お花屋さんの婚活

          私の名前は菊池友美 28歳 お父さんの名前を1文字取って名付けてくれた。 父は地銀の行員。母は専業主婦をしている。 一人娘で育ち何不自由なく暮らしてこれた父と母に感謝だ。 私はその感謝を返したかった。 親孝行は多分出来ていない。私は未だ実家に住み続けてもいる。パラサイトシングル いつだか習ったそんな言葉が呪いのように降りかかるのだ。 子供の頃、憧れて想像していたものがある。 自分の苗字が変わり好きな人の苗字になること。 もうひとつはお花屋さんになった自分だ。 私は大

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          もし、よかったら、、

          もし、よかったら○○しませんか? という口説かれ方に弱い。 決して強引ではなく、かといって弱腰でもない どこか知的にも感じるから不思議だ。 そんなに好みの男性では無くてもきっとOKしてしまう。 私がまだ大学生だった時に 「もしよかったらラインしませんか?」 とバーで声をかけられた。 1度や2度見かけただけの男だったが、 そのスマートな誘い方に思わずうなずいてしまった。 その後、その男はラインで 「もしよかったら、食事にいきませんか?」 と誘ってくれた。 私は食事くらい

          もし、よかったら、、

          素直になれない心(女子大生の等身大ラブストーリー)

          わたしは嫌いな人がいる。 出会ったあの日からずっと嫌い。 すぐ妹扱いしてくるから嫌いなのだ。 嫌いなあの人は私にプレゼントをくれる。 そんなプレゼントで心が舞い踊るわたしが嫌いだ。 プレゼントにいつも添えてある手紙も嫌いだ。 彼は私を嫌いなデートにもお誘いしてくれる。 髪の毛のセットも嫌いだし、 新しくお洋服を買うのも嫌いだ。 でも、本当にデートなんか嫌い。 私と彼の距離が縮まることがないからだ。 これからも私はずっとあの人が嫌いなんだろうな。

          素直になれない心(女子大生の等身大ラブストーリー)

          将来の夢は?という質問に職業を答えていませんか!?

          皆さんの子供の頃の夢はなんでしたか? うさぎ社長の子供の頃の夢はセーラムーンでした。 でもセーラームーン談義は長くなるので今日はしません笑 私はライターの傍ら小学校で子供たちにドッジボールを教えています。 去年の今頃子供達から、ある行事の招待状をもらいました。 4年生で行われる"2分の1成人式"です。 当校では、担任の先生に名前を呼ばれ大きく返事をして体育館の壇上に登ります。 4年生の全クラス、保護者、私みたいな関係者が大勢いるフロアーを向き「名前」「夢」「夢のために

          将来の夢は?という質問に職業を答えていませんか!?

          うさぎ社長と申します。

          「あたしゃねぇ人生ってのに迷ったら、粋な方を選ぶって決めてんだい。 損得なんてもんは関係ねえ、誇れる自分でいなきゃぁいけねえよ?」 心の軸にしております。 企業の社長をしている訳ではありません。 ただのペンネーム。 ただのフリー(ライ)ターです。 グルメ雑誌での連載をしていますが、noteではノンフィクション小説をメインに書いています。 取材してもいいよって人Twitterから連絡ください。 Twitter @Presidentbunny また、Twitter

          うさぎ社長と申します。

          「君が教えてくれた事」

          「璃奈~かえったよー。 お父さんくたくただぁ、、。」 「靴下そこに脱ぎっぱにしないでね。璃奈にも笑われるよ。」 はいはい。と食事の準備をしてくれていた加奈子をチラッと覗いた。 なにか声をかけようとも思ったが彼女の後ろ姿をみて言葉が引っ込んだ。 入浴を済ました私は、しんとしたリビングに戻り廊下から声をかけると「おやすみ。」と加奈子の声がした。 「璃奈~。加奈子ー。ただいまー。」 昨日ほどのクタクタは無く、今日は言われる前に靴下を片付けた。 「今日お袋から電話があって

          「君が教えてくれた事」

          ゆき(25)職業:看護師の等身大ラブストーリー

          看護師をして3年目、仕事も慣れてきて後輩もできた。 ひと月が一瞬のようだけど、やりたい事をやれていて充実していた。 でも充実しているのは仕事面だけだ。 先月の連休に山形の実家に帰った時だった。 「その年で結婚、早いってわけじゃないんだからね〜。」 何気ない、もう覚えていない言葉であろう。でもずっと心に刺さったままだ。 "結婚"そのワードは自分にはまだ関係のない言葉だと思っていた。 「4年も彼氏いないし。。」 大学生の当時3年お付き合いをした彼がいた。 今でもマサキの事を

          ゆき(25)職業:看護師の等身大ラブストーリー

          金木犀の香りが好きなのは、その瞬間をみんなで「ほんとだ~。」「いい香りだね~。」って共有できること。

          金木犀の香りが好きなのは、その瞬間をみんなで「ほんとだ~。」「いい香りだね~。」って共有できること。

          敬老の日が過ぎて。

          おばあちゃん。 敬老の日にお花を買ったんだけど、恥ずかしくて渡せんかったよ。 花瓶にさして、何も言わずに帰ってしまった。 「元気でいて欲しい。」とか、 「足の調子が良くなったらまた遠出したい。」とか言いたい事はたっくさんあるのにね。 おじいちゃんが亡くなった時は自分が高校生でなにも孝行してあげれなかったから、少しでも長く一緒にいたいんだ。 今日の電話くれたね。ありがとう。 「毎日さ~、お世話して話しかけてたけど、とうとう枯れちゃったよ~。綺麗なお花だった~。」 お花

          敬老の日が過ぎて。

          「生まれてきてくれてありがとう。」と、素直に思える人がいる人生って素晴らしくないですか?

          「生まれてきてくれてありがとう。」と、素直に思える人がいる人生って素晴らしくないですか?

          あたしゃねぇ人生ってのに迷ったら、粋な方を選ぶって決めてんだい。 損得なんてもんは関係ねえ、誇れる自分でいなきゃぁいけねえよ?

          あたしゃねぇ人生ってのに迷ったら、粋な方を選ぶって決めてんだい。 損得なんてもんは関係ねえ、誇れる自分でいなきゃぁいけねえよ?

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          好きの矢印

          自分の自分すら知らない一面。 あの人にしか見せない、そんな一面。 そんな一面をだす自分が好きだ。 あの人といる時の自分が好きだ。 あの人を選んだ自分が好きなんだ。 普段出さない自分をも愛してくれるあなたが好きだ。

          好きの矢印