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アラフィフシングルマザー、無職になってフィリピンに1か月語学留学をした

昨年の12月フィリピンのセブ島に1か月間語学留学をした。
50代になって初めての語学留学。
それまで勤めていた会社を辞めるという決断をして…。

英語の勉強を始めたのは数年前。
旅行が好きで海外に行く度に現地の人と話せたらきっともっと楽しかっただろうな、と思ったのがきっかけ。
それに最近は二人の子供が独立して働き方やこれからの生きがいについて考えることも加わって真剣に英語のスキルを向上させたいと思うようになった。

留学は1か月という短い期間ではあったけれど私にとって忘れられない経験になった。
正直なところ英語力が向上したか、と問われると自分では何とも言えない。
特に会話においては上達したと実感するのは難しいと言われているようだし、私の場合まだまだ話す内容や話す人によってまあまあかなと思える時があったり全然ダメだったりする。

じゃあ何が良かったのか?
今日本に帰ってきて思うのはいろんな人との出会いだったように思う。
普段仕事をしていたらたぶん会うことがなかっただろうという人達との出会い。

小さいお子さんを連れて親子留学をしていた女性。自分で経営しているサロンの将来の海外進出を考えて、と言っていた。
日本でWebデザイナーをしていたという若い女の子は英語のスキルを身に付けて海外でも働けるようになりたい、と言っていた。
海外出身で日本国籍を持つ男性は日本語を不自由なく話せるようになっているのにもかかわらず今度は英語を勉強したいと話してくれた。
他にも仕事のスキルアップのため短期で勉強にきていた人、学校を卒業したらバックパッカー旅をする予定だという女性、学校の英語の授業を好きになりたいからと冬休みを利用して来ていた高校生、フィリピンで英語力をつけてそのままオーストラリアにワーキングホリデーに行くという若い人達や私よりも年上の60代の女性も…。
みんな自分のやりたいことがあってキラキラしていた。

クラスメイトと行ったビーチ
見ただけで泳いではいないけど…

そしてクラスメイトだけではなく先生達との出会いも忘れられない。
1か月間個人レッスンを受け持っていてくれた先生。”日本で働きたいから日本語を勉強しているよ。でもこの先生の仕事とレストランのバイトが終わってからになると疲れて眠くなっちゃってなかなか進まないんだ”とちょっと困ったように話してくれた。先生も頑張っているんだな、とすごく励まされた。
別の先生には留学中、そしてその後のオーストラリア旅行でもメールで励ましてもらった。”時間がかかるのは悪いことじゃないよ。少しずつでも続けたら必ず進歩する。学ぶのをやめないで。Maikoはできると信じているよ”と。

私は今回の留学だけで英語がペラペラ話せるようになったとは言えないけれど年齢、性別問わずいろいろな人の生き方に触れ、刺激をもらい、とても充実した1か月間だったと思う。
そしてこの留学をきっかけにもっと学びたいと思うようになった。

学校の近くにあったカフェでお気にいりだったコーヒー
ドーナツがセットになっていて見た目がとても可愛い

仕事を辞めることを決めてからもこの決断で良かったのか、この決断は正解だったのか何回も考えたけれど今はこれで良かったのだと思っている。
これからも勉強を続けて次の仕事は英語を使う仕事に就きたい、そして誰かの役に立つことができれば幸せだな、と思っている。



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