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千年鯨の旅日記 セントレアから新千歳空港へ

1.1年ぶりの飛行機

 去年は函館、今年は札幌。
 また再び飛行機に乗れるとは思わなかった。
 私はわくわくしながら早寝して、朝の4時に起きる。
 それからは荷物の最終確認をしてから家を出た。

 家を出たのは大体6時ごろ、そこからセントレアまで名鉄で行く。
 セントレア行きの電車に乗ってから約1時間ほどで到着。
 りんくう常滑駅辺りになると、地元の方なのか釣りをしている人を見かける。
 今回は残念ながらその光景を見られなかった。
 なんとなくそういう風景は心がほっこりするし、釣った魚を食べたりしているのだろうかと思うといいなあと羨ましく想う。

2.風が強くて外に出られないでござる

 大抵の空港には飛行機が飛ぶ様子を直接楽しめる屋上みたいなものがあるだろう。
 私はいつもセントレアに着く際にはかならずスカイデッキに行って飛行機の写真を撮る。
 少しずつ自分の写真を撮る技術が上がったらいいなあと思いながら。

 しかし、その日は残念ながら写真を撮るのを諦めた。
 到着してからスカイデッキへと足を運んだのだが、警備員さんがなにやら作業をしている。
 しばらく待つと終わったらしいので、気になって外に出てみる。

 どうして警備員さんが作業していたのか理由がわかった。
 風が強すぎて危なかったからだ。
 スカイデッキは広々としているのだが、特定の場所しかいけませんというようにテープを張って制限していた。
 せっかくの機会だから飛行機の写真を撮ろうとしたのだが、強風の威力に驚いて断念。
 大人しく中にいようと退避することにした。

3.母と合流していざ飛行機へ

 その後、母と合流してからは軽く水を買ったりしてぶらぶら。
 満足した後にチェックインから荷物の検査、そして搭乗した。
 離陸の時の重力に興奮。
 ガンダムのパイロットの如く、ああ、これがG(重力)かと心の中でつぶやく。

 乱気流のせいでほぼガタガタと揺れやすくなっており、ドリンクのサービス内容が一部変更ということに。
 いろいろとヒヤッとしたけれど、昔見た海外ドラマで仕入れた知識でなんとか乗り越える。
 乱気流ごときで飛行機は墜落しない。

 気流は乱れているけれど、良いお天気だったので地上から自分が住んでいる街が見えた。
 名古屋港水族館、名古屋ドーム、矢田川などが見えて楽しくなる。
 昔見た空から日本を見てみようのあの気分を味わっている。
 あー、懐かしいなあという不思議な気持ちになった。

4.新千歳空港で寒さを実感する

 地元と旅先の気温の差を真っ先に感じられるのが飛行機から降りてすぐのところ。
 通路を歩いているとうわー、寒いっと驚く。
 それと同時に新千歳空港の整備員さんの服装にも驚く。
 飛行機の窓からちらっと整備員さんたちが見えたのだが、長袖の人もいれば半袖の人もいたのだ。

 えー、この寒さを半袖で行けるの!?
 すごくね?
 慣れているから平気なのかなと勝手に想像。
 そう思うと現地の人のたくましさに感心した。

5.次回予告

 新千歳空港でのんびりする私と母。
 その後、札幌まで電車で移動することに。
 初めての電車の移動にわくわくする私。
 詳しい様子は次回の千年鯨の旅日記へ!


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