1.奈良に行きたい

　元々私は一人旅で奈良に行こうとしていた。
　京都まで新幹線、そこから近鉄かJRで奈良へのルートか。
　それとも近鉄を何回も乗り返して奈良に向かうか。
　はたまた高速バスを利用して一気に向かうか。
とあれこれと考えていた。

　しかし、私は母と一緒に行くことにした。
　以前、長野の旅行の際に代替案として提案したのだ。
　その時は台風が近づいていたので、旅先の変更をしようかと迷っている最中。
　結局長野は晴れているという予報が出たので予定通りに行くことにした。

　長野の旅の詳しいことはこちらから↓

　私と母はよくドライブの旅になる。
　その日は初めて奈良まで高速道路を利用していくことにした。

2.出発前にちょっとした朝食を

　待ち合わせは岐阜駅、そこから出発して西岐阜の方面へと進む。
　Di　colturaという名前のカフェにたどり着き、そこでモーニングを食べた。
　ベトナム料理を楽しめるとのことなので、私はフォー、母はバインミーを食べる。

　フォーはほくほくとしていておいしく、バインミーはパンに何か肉や野菜を挟んだもの。
　朝にベトナム料理を楽しめるなんてすごいなあと思いながら満足した。
　飯の写真だって？　
　すまない。写真を撮る前にペロッと平らげてしまったんだ。
　気になる人は直接店に行ってこい！(乱暴）
　ベトナム料理を堪能した後は下道から高速道路へ。
　どこから行こうかと迷いながらも車は進む。

3.安八スマートインターから高速道路へGO！

　カーナビさんは大垣西インターから入るよう勧めてきたが、私たちはよく使う安八スマートインターへと車を進めた。
　しかしながら安八スマートインターは意外と時間がかかり、とても大変だった。
　カーナビさんの指示に従うべきだっただろうかと思いながらもなんとか入り口に到着。

　岐阜から滋賀へ、昔訪れた名神多賀を見て私は心がワクワクした。
　名鉄の高速バスのバス停があり、そこから多賀大社まで歩いて行ったのだ。
　大抵の高速バスは周りに何もないド田舎なところなのだが、名神多賀はサービスエリアにバス停がある。
　すぐにトイレやご飯にありつけるありがたい場所だ。

　母にいろいろと話をしていたら分岐点にたどり着く。
　今までは京都や大阪方面へとまっすぐに言っていたが、今回は奈良に行くのでいつもとは違う道へ。
　これが奈良に続くのかと思うと興奮した。

4.城陽市でウロウロ迷う

　実家の車にはカーナビがあるのだが、アップデートしていない。
　更新するにはお金がかかるというのと、グーグルマップでも参考にできるのでしなくてもいいかと放置していたのだ。
　カーナビさんは新しい情報に弱いので、時々はグーグルマップで確認をしなけらばならない。

　たしか、新東名の高速道路の情報が入ってなかったと思う。
　新東名の浜松から愛知方面へと走ると、カーナビ上では私たちは空中を走っているというカオスな状況になるのだ。
　時にはとんちんかんな道筋を示すこのカーナビさん、今回の旅ではとんでもない指示を出してきた。

母「え、ここ下道に降りるの？」
と驚く。
　何があったのかというと、グーグルマップで確認したのと違う道筋が現れたのだ。
私「カーナビさん、古いからとんでもないことを言い出したんだろう。うちらはここら辺の土地知らないし、とりあえず従おうよ」
と一旦下道に降りて進む。

　しばらく城陽のインターを目指すのだが、カーナビさんが指定した場所には入口がなかった。
　あれおかしいぞと私たちは焦る。
　城陽のインター辺りは工事をしているようで、もしかしたら別のところに入り口があるのだろうかと推測。
　仕方ないもの、カーナビさん古いからその知識で私たちに教えるしかないのよ。
　グーグルマップで道筋を確認して挑戦。
　なんとか入り口に入ってから再び高速道路へと戻った。

5.奈良に到着、遠くからわかる大仏殿

　高速道路を降りた後、奈良の町へ進んでいく。
　木津インターで降りたと思う。
　段々と奈良に近づくにつれて見えてきたのは大仏殿。
　大仏が大きいからこそ、建物の大仏殿も大きいのだ。
　さすが、遠くからでも一目でわかる偉大な存在と私は思った。

　どの下道を通ったのか全く覚えてないのだが、ホテルの近くの道筋はなんとなく覚えている。
　わあ、立派な奈良県庁だなあと横目にしながら奈良公園の道を進む。
　有名な料亭、菊水楼の小さな道からホテルMIROKUへとなとかたどり着いたのだ。
　ようやくたどり着いたことにほっとする。
　所要時間は3時間ほど、この長距離をよく頑張ったと互いにたたえ合った。

6.次回予告

　奈良にたどり着いた私と母、ホテルに荷物を預けた後に腹ごしらえとしてならまちのカフェに移動した。
　夜はチェックインを済ませた後に部屋でのんびりしながら晩御飯について話し合い。
　昼と夜のお散歩ではどんなことが起こるのかはお楽しみに！