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手に職?なの?

率直な思いです。

鬼橋(鬼の高橋)です。

ここ2、3年、いろんな美容師さんと出会ったり、専門学校に通わせる親御さんから複数相談を受けたり、いろいろ業界であり美容師のリアルなことを考えて伝える機会が多いので今回こちらに記載しておこうと思います。

美容師さんの方は現実を見て、考え直すことも大切かと思います。
自分自身もこの内容に向き合っています。
美容師ではない職種の方にも何か通ずるものがあるかと。

手に職とは何か。
これは資格を取れば「手に職」ということではないと思います。

スキルや能力を身につけてそれに対して「需要」があるということかと思います。確かに職種によっては資格がないと働けません。
実際、美容師は美容師免許を取らないと人の髪を切ったりしてはいけません。

資格さえあればある程度仕事があり収入を取れる職種も確かに実際はあります。

ただ、資格を取ればOK。という職種だけではない。ということです。
美容師も、むかーしむかしだったら、それでもなんとかなったかもだけど(美容師少なかったしね、人口も多かったからね)もう時代が違いますんで。資格さえあればいいわけではないですよね。

美容師免許は切ったりすることが許可されるだけのための資格であって、美容師として生きていくため、お客様から評価をもらうためのものには、全くなりません。

美容師は多くのお客様から評価をもらわない限りお給料というのは上がっていきません。

何を言いたいかと言いますと、
常に学んで、前進して、努力していかないと、向上し続けていかないといけない仕事です。

これをしない人はお給料とか上がっていきません。美容業界は超レッドオーシャンであって、競争社会なんです。
資格を取ることはただ美容師を始めることができるスタートにしかなりません。

競争です。美容師もたくさんいるし、美容室もたくさんあるんだから。
お客様は比較しますよ。そんなん当たり前じゃん。競争社会なんだから。

競争に勝ち抜いていかないとお給料が上がったり生活が豊かになっていったりはしないです。
その気持ちがないならこの業界にはいない方がいいです。
そんなに甘くないです。美容業界。

最低賃金でいいんです。って言うのならそのスタンスで続けてもいいかもしれませんが、少しでも上を望むのであれば努力をしないと不可能です。
自己努力です。言われたことやるということではありません。

年齢もあります。以前書いているかもしれませんが、美容師には賞味期限というのがあります。
20代30代、40代前半、今は良くても必ず今後は落ちていきます。そして賞味期限を迎えます。
弛まぬ努力を続けているのなら、その賞味期限も伸びるかと思います。年齢を重ねていっても実際にニーズがあるということです。

そういったことをしていない美容師が年齢を重ねていった時にニーズはありません。賞味期限短いですし、きたら終わり。
お客様からももちろんニーズ無くなるだろうし、働く場所であり勤務先からのニーズも無くなりますよ。

どんどん落ちていくだけ。つまりゲームオーバー。

ニーズを作っていかないといけないですよ。

必要とされる人間であり、必要とされる美容師にならないといけない。

需要です。


「だめだー美容師辞めるかー」


ってなった時、あなたに仕事はありますか?転職できますか?

レジ打ちも機械に取られますよ。
事務仕事も機械に取られますよ。
ホテルの受付だって機械対応ですよ。
飲食だってどんどん機械でも作れるようになりますよ。
掃除だって機械でやっていきますよ。
建築だって3Dプリンターでできますよ。

「いやいや、接客は人じゃないと」
「いやいや、3Dプリンターなんてまだまだでしょ」

とか思う人もいるかもしれないですが、これからこのクオリティが確実に加速して上がっていくんですよ?減速などしません。ギアが上がっていきますよ。みんなが驚くほどのスピードで。

時代なんです。

社会的なスキルも経験もさほどないんだから。美容師。この業界のことしか知らないだから。

気づくの遅いとオワるよ?

現状、美容師として所得が上がっていっていない、結果が出ていない。なんで?
だってあなた「やってないんだから」
文句言うなら努力していない自分自身に言え。
国や美容業界、お店がどうだこうだじゃなく、一番の問題は「あなた」なんだから。
環境変えたってあなたずっと同じこと言ってますよ。絶対。

このnote見てムカつくんだったらあなたはそういうことです。
向上しようとしていない美容師のことは誰も応援してくれないよ。
逆に向上しようとしていればみーんな応援してくれるよ。
極端ですが、そういうもんです。


美容師を

やるなら思いっきり。

中途半端ならやらない方がいいです。

そう思っています。

その方があなたの未来のためにはいいと思うよ。

ダラダラ中途半端は大きなしっぺ返しを喰らうよ。

でも、、、

「今からでも変われるんじゃない?」

自分自身も向上する気持ちが無くなったらこの業界からは撤退しようと思っています。
居ても意味ないから。

Qoolon 高橋

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