森のくまさん、どこへ行く

某会長の発言が世界的に批判を浴び、世間が退任を叫ぶ中、水を向けた勇者がいる。

確かに、この世界なら毒舌!?も大いに役に立つかも?

しかしまあ、くまさん🐻の発言は批判を浴びて然るべきだが、そこに根本的解決を求めるのは難しいかも。

そもそも男社会の日本。そこに女性が社会進出して相乗効果を生むはずだったが、、、

他者をマウントしないと生き残れない男と、勝ち残った男を求める女、或いは、そもそも男を必要としない女の構図になってしまい、協業がうまくいっていない。

どういうことか。

まず、男は、一部の長と、長になる戦いに敗れ、長に追従する大勢に分かれる。

まさに、くまさん🐻の言うところの、話の長くならない会議は、追従するものの集まりだ。

なぜなら、女が求める男は、より強い男であり、より強い男であるために男は、長との再レースを待つか、長に準じるポジションを手に入れるしかない。

動物としての本能から、それはもっともらしい。

しかしそれは人間の場合、ややおかしいことになる。ポジションに拘らなくて良い女性が社会進出してきたからである。

多くの女性が恋をしたり、家庭を築くのにポジションはいらない。だから、仕事や趣味を自由に謳歌できる。

そこで自由に働くものたちと、ポジションを意識してものたちのコンフリクトが起きる。

例えば、ワンマンの長が一見無理難題を発案する。自由な立場から言えば反対したほうが良い。しかし、ポジションを意識した人たちにすれば、機嫌を損ねてポジションを失いたくないから、波風は立てない。

だから例の発言のようなことが起きるのだと思われる。

性差がもたらすこの現象を解消するためには、長い時間をかけて意識改革が必要だ。組織は全体最適で構成し、ワンマンにならないようにする。長い目でみればその方がメリットなので、立場を離れても褒賞する代わりに、責任も追求する。

移行期間の今としては、まずは表現を変える、改める。アウトプットする事で徐々に変わっていけば良いと思う。

一方で女性も、良い遺伝子や暮らしは自分でもたらすという考えももっていただきたい。数少ない年収500万年以上の男を探すのではなく、自分が稼いで養う、或いは共に稼いではどうか。

そうなれば男社会の長を頂点とした仕組みは意味が薄くなり、結果として女性も活躍したくなるはずである。


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