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重力子のようなもの?

重力子のようなものってなんだろう、黒豆柴です🍀

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Nature誌で研究発表✨

中国の南京大学、米コロンビア大学、ドイツのミュンスター大学、米プリンストン大学に所属する研究者らが発表した論文「Evidence for chiral graviton modes in fractional quantum Hall liquids」に、重力を媒介すると考えられている『重力子』に似たものを半導体から発見した研究報告がありました。

この記事をみつけたときすぐに息子にLINEをいれました。
大発見だったら息子の研究の役に立つに違いないと、ちょっと興奮気味のボクです。

黒豆柴:すごい記事を見つけたよ!
虹 郎:なるほど、スピン 2ですね。
黒豆柴:重力子なの?
虹 郎:物性での発見ですから、素粒子ではないですね。
黒豆柴:ん?

親子の会話

物性と素粒子は違うのはなんとなく理解できますが、スピン 2だったらそれは『重力子』じゃないの?


重力子(グラビトン)✨

質量のあるものが引き合う力を伝えるのが、重力子(グラビトン)です。
(理解しやすいように粒子のように表現しています。

光子、グルーオン、ウィークボソンはスピン1、グラビトンはスピン2

最近の研究により遠方のブラックホールなどが発する重力波の観測には成功しています。

重力子だけはスピン 2の性質を持ち時空の曲がり具合、つまり重力波を伝える能力があるとされています。


4つの力✨

素粒子は、それだけではバラバラな状態ですが、素粒子同士を結び付ける力(相互作用)で世界を創り上げています。
その力を電磁気力、強い力、弱い力、重力とよんでいます。

ひっぐすたん

今回の『重力子のようなもの』を研究することで、重力子の発見につながり、4つの力を統一した『万物の理論』が完成するといいですね。


追記✨

気になる記事がアップされていましたので、追記させていただきます。
論文まとめをされている、あらたまさんの記事です。

要約:
『分数量子ホール液体中のキラルグラビトンモードの存在を実験的に初めて確認』
この研究のアプリケーション:
この観察結果は、トポロジカル相関系における量子計量効果の豊かな物理を解明する道を開くものである。

無断掲載しております…。


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ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
少しづつ更新していきますので、よろしくお願いします✨

少しでも息子にかかわりたい、黒豆柴でした🍀

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#日記 #雑記 #重力子のようなもの


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