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夏 深夜 写真 過去 刹那 ミンギュ

苦しみがあまりに続いてしまっていた時期、カメラロールに自分の写真はもちろん自分が撮る写真が増えることもほぼなかった。
過去に執着がないというよりは理想への執着が人一倍強くて完璧主義で、変わっていくことへの恐怖はないけれど変わって脱ぎ捨てたものへの嫌悪が強かった。楽しかったことでもこだわりにひっかかるものは排除してしまった。記憶もないのに、カメラロールって私の人生なのかも、過去の写真もほとんどない。

写真はすごく鮮明で、側から見ればなんてことないどちらかと言えば"幸せ"に見える方の切り取りであっても、一生懸命生きて元気でいようと努力した欠片があって、生きるという選択をし続けた日々がそこにあって、トラウマみたいに苦しみが想起されることはないけどまだどうしても涙が出る。

こんなこともあったって笑うにはまだ時間は過ぎてくれていなくて、いや、ふん、おもしれー人生 とは思ってるし人にも話せるんだけど。それはもともとの私の客観視できる性格であって、そこがあの時期の苦しみに拍車をかけたと言っても過言ではなく…この話はええねん。

なかったことになんてならないし絶対にそんな風にはしない大切な記憶で、だから残しておこうって気概がきっと無意識のうちにあって、本当に少しずつでも写真に収めてくれていた過去の自分に感謝したい。ちゃんと未来に持っていくね、今すぐにはできないかもしれないけど。

だから今嬉しいのが、ミンギュさんが私の過去を覆ってくれること。半年前ですらめちゃくちゃスクロールしなきゃ辿り着けん。(物理)
何度も言っているように、私の今までの価値観とか基準とかこだわりとか偏見とかそういうの全部取っ払ってシンプルに狂わせてくれるのがミンギュさんであります。(評論家仕草)
でもその過去がなかったことにはなってなくて、あるんだけどまっさらで新しいの。ミンギュ、わかる?(わからん)

まだミンギュさんに出会って半年も経ってないんだな。ちょっと悔しいね、完璧主義ちゃんだから、なんでもっと早く出会えなかったんだ 私が知っていたかった気付いていたかったって思うことの方が多い人生だったように思うけれど、そこに自分の意思はあまりなかったようにも今は思う。

人がどんな時にどう思って私に対してどんな感情を向けていて言葉の裏にある悪意や潜在意識がどんなもので、そういうの感じ取ってしまう人だから、今は自分のその部分との接し方が変わって長所に変えたけど(知らんけど)、"こうじゃなきゃいけない"っていう必要のない思考が染み付いてしまっていたんだろうな。


ミンギュさんあのね、ミンギュさんが天気いいことが嬉しくてそれを何度も何度も言ってくれるだけで肯定してあげられる自分の感情があるよ。
私みたいなのはそうやって生きていて、昔はきっと自分の力で生きられないのが悔しくて、でも今本当に嬉しいんだよ。自分の力で変えてきたけど力の根底と向かう先にミンギュさんがいるんだよ。

軸が明確になった。敏感だった五感は鮮やかさになった。視力良くなった気がするもんね、自分が好きだと思うもの、ずっと好きだったものも全部新鮮に嬉しくて新鮮に惹かれて、楽しい。

自分の好きなもの好きだということが難しかった。好きなものがわからなかった。あ、これが好きだ!って直感で思えるようになった。でもちゃんと過去がある。生活の全部、そういうものの中にずっとミンギュさんがいる。

変わらなきゃいけなかった、変わらなきゃ保てなかった、変わったから。
人は変わりゆくから私もミンギュさんもまた新しくなっていくんだろうけど、ずっと一緒がいいなあ。

ミンギュさんがこういう人だから私にこういう影響があって〜とかそんなことじゃなくてミンギュさんがミンギュさんだから、そんなミンギュさんのことが大好きだから私が元気(元気)。

大人なのに変って近所のガキンチョに指さされるお姉さんになるよ。ミンギュ、私も一生懸命生きてるよ 追いつけないからずっと追いかけちゃうね〜。
永遠はないのかもしれないけど、私のこの気持ちとあなたの幸せに永遠と、"いつも"そうであることを願うね。
"笑顔でいよう"なんて思う暇がないくらい笑顔が溢れる日々を過ごそうね、ミンギュさんの笑顔ってお花の開花だよね、今日も大好き。

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