八月

Life is better than the death, I'll pr…

八月

Life is better than the death, I'll prove it.

最近の記事

𝑷𝒓𝒊𝒏𝒄𝒆𝒔𝒔旅行記

2024年4月6日 天気:くもり いちばん大切な人が生まれた日。 まず夜行バスを逃すところから始まる(前代未聞log)。 楽観的でなんとかなる思考の強さゆえのこの失態であったが、同じく楽観的でなんとかなる思考の強さゆえに無駄にしたかと思われた夜行バス代はすぐに自分のエンターテイメント性に昇華される。大笑いしてくれる家族に感謝である。健やかに眠りにつき、少し出遅れたこの旅行(以下 𝑷𝒓𝒊𝒏𝒄𝒆𝒔𝒔プロジェクト)のはじまりの音楽はSEVENTEENの「Lucky」だ。シャッフル

    • 世界に投げキス

      主語デカは注意が必要である。にも関わらずキムミンギュという人は「世界」やら「地球」やらデカいのがよく似合う。それはもちろん彼自身が物理でデカいだけではこと足りない明確な何かがある。 去年の今頃、光に形を与えたらミンギュさんになったんだ と残したのを覚えている。光が満ちているのに、影を押しやることのない光。 植物は光の場所をよくわかっている。太陽であろうと蛍光灯であろうとそこに向かってぐんぐん育つ。それゆえに傾いてしまうこともあるし、他の葉が邪魔をして全体に、平等に、行き渡ら

      • 春に触れる

        もう直ぐ引越しを控えている、モノを増やさない方が好ましい時期に迎えた桜の盆栽。 思い立ったら待つことができない性分である。 私がゆっくり暮らしを整えていくのと同じようにゆっくりと花をつけてくれた。 私が働くお店の盆栽は、店内のあたたかさから春がきたと勘違いをして2月下旬には花を咲かせていた。すでに咲くまでの過程を見ていて、それとは違ったために私の子は大丈夫なのかしら…とそわそわさせられたが屋内か屋外か、または早咲きか遅咲きかで思ったよりもずっと違うようだ。 蕾の中にいくつ

        • 本棚のショートケーキ

          2/27 絆創膏と薔薇と「And I'll be here」 2/28 薔薇を買った。きみが私の世界を守るから。 きみがあまりに美しいから、持て余した衝動と勢いでジム契約。やり方がわからないし私は動きの全てがダサいのでみんな一生懸命運動してる中「どう使うんだ…」ってするの恥ずかしくてなんとか使えたひとつの器具とストレッチだけして帰ってきた。あいつが「行っても何もしなかったら意味ない」って言っていたのを覚えている。何言ってんだ、んなわけないだろ(とも言い切れない成果である)

        𝑷𝒓𝒊𝒏𝒄𝒆𝒔𝒔旅行記

          春を待つ

          少しずつ暖かい日が増えて春が顔を覗かせている。 私は昔からずっと春が一番好きで、「新しいもの」が好きというよりは"新しくする"ことが好きだ。 新学期には決まって筆箱やらファイルやらノートやら、何かを新しくしたいと母にねだった。 とはいえ新年はあまり好きではなくて、気温というものは心模様を変えるには十分だ。 そんな春が近づいてきてウキウキの私は、桜の盆栽を買った。 ミンギュさんに会いに行った神戸でたまたま出会って吸い寄せられるように入った店の店名が「SAKURA」だったこ

          春を待つ

          髪切った

          ただなんか飽きたなと思って美容院に行ったのだけれど、キムミンギュとほぼおそろいになった。 ここ最近は楽さゆえに前髪を伸ばしていわゆるハンサムショートと呼ばれる髪型で、その前まではずっとオン眉ぱっつんのベリーショートだった私はミンギュちゃんが今の髪型になってからそわそわしてしょうがなかった。前髪かわいいな…は彼のキュートさもさることながら私もやりたい…のそれだったようだ。 なぜこんなことを書いているのかと言えば、私はおそろいがあまり好きではない。 彼の隣に立てるような人(主

          髪切った

          自分を守るための選択ってなんだろうね 私の弱さでしかないのかな 弱さと強さ、同じところにいてくれたりしないかな

          自分を守るための選択ってなんだろうね 私の弱さでしかないのかな 弱さと強さ、同じところにいてくれたりしないかな

          新年

          ミンギュちゃんからの新年のお便り、あまりにもキムミンギュが詰まっているというか、私のきみへの大好きの理由が詰まっているというか、とてもとても大切でしばらく途方に暮れていた。 言い方が難しいけれど私は共感を信じきれない/わかると思うことが多いのがとても恐ろしくて、そういう敏感だった時期があって、というのも、理由は他にもあれどわかると思ってしまったらそこで勝手に何かが形作られてしまうように思うからだ。 何かというのはその対象が人なのかモノなのかによっても変わってくるが、例えばア

          明日も

          私の住んでいるところは風がすごく強い。 一年前地元に戻ってきて一番に思い出したのがそれだ。その頃は今よりもう少し髪が長かったから、荒れ狂う髪の毛を見て、崩れるのにも関わらず毎日前髪を完璧にセットする高校時代を思い出した。 2023年の目標は「頑張らないこと」だった。 それ以外の目標は立てず毎年決まって買っていたスケジュール帳も買わなかった。怠惰がそれを上回るためずっとそうではないと思っていたが計画型の私は文字に起こしたりしないことがもどかしくて何度か買おうか悩んだが、なんと

          明日も

          날씨가 좋다

          12月11日 神戸 曇り 外のベンチに座っていても寒さを覚えることがない気温で、セットした髪が崩れたりしない程度の柔らかい風が吹く。小雨が降ったり止んだりしていた。 せっかく好きな人に会いに神戸に来た/好きな人が神戸に連れてきてくれたのだから何か観光が出来たらもっと思い出として残るのに、久しぶりに履いた一番大切なブーツのヒールが8cmもあるもんだから歩き回る気にはなれない。 それよりも、きみのこと以外何も受け止めることが出来なさそうで。キムミンギュ以外が入る隙間がどこにもな

          날씨가 좋다

          ワンダーランド

          みんゅ姫論ってnote書こうと思ってたんだけどなんか暴力的だし人に対して論とか言いたくなくてやめた。 ミンギュちゃんの"可愛い"の話。ミンギュちゃん大好きの話。 11/11にYouTubeにあがったVLOGで、インセンネッコを撮るミンギュちゃんが自分の仕草を見て「今お姫様みたいだった」と言っていた。 常々キムミンギュのことをお姫様だと言っている私にとってはだいぶ私信なのでわざわざDMをくれる人もいたりしばらく高笑いが止まらなかったけれども、なんかこう、好きなものと好きなも

          ワンダーランド

          ほんの少し

          秋。 温度調整のための人工的な風は吹かない。 わんぱくなのでいつだって食欲はあるが、秋に特に食べ物が美味しく感じるのは自然を慈しむ気持ちが強いからだろうか。 夏から秋に変わるとき、天気予報すら見ない私は移り変わりに置いて行かれた"いつも通り"の服を着て、肌寒いまま体縮めて一日を過ごしたりして、厚めの服に袖を通してホッとするときのあの感覚が好きだ。 "肌寒くなる"というあまりにも短い期間のための言葉が好きだ。好きな人が贈ってくれてもっと好きになった。 中秋の名月の頃に生ま

          ほんの少し

          竹とんぼ

          1006 旅行中の家族だろうか。 大きな荷物を抱えたお父さんと小学校低学年くらいの子供2人が竹とんぼを飛ばして遊んでいる。 ひとりはキラキラの装飾がついた服を着ていて、よく晴れた今日にぴったりだ。光を受け入れて、光を散らして、駆け回る。 その向かいのベンチに座るピンク髪の女はしゃくりあげるほど泣いている。 泣き始めてかれこれ一時間ほどが経っているようだ。 その人は自分の未熟さが悔しくて、自分が不完全故に人を愛すことが難しくて、悲しくて、泣いている。 自己肯定感の低さは人

          竹とんぼ

          日記(混沌)

          まつげがよく伸びた。 瞼をキラキラのグリッターで彩るのはもしかしたら1週間ぶりとかなのかもしれない。 最近惰性で過ごしていた、ということに気付くのはいつも少し抜け出そうとする時だけだ。 ときめきは自分の心次第だと改めて思う。 「想像してみて、ときめかない?」 私のおまじない。扉を開けておかなきゃ。 最近は自分の人生なのに規定通りに動かされるだけのプレビューを見させられて、自分で選択をして進んでいく本編のないゲームをプレイしているような日々だった。 そんな日々だと気付いてい

          日記(混沌)

          夏 深夜 写真 過去 刹那 ミンギュ

          苦しみがあまりに続いてしまっていた時期、カメラロールに自分の写真はもちろん自分が撮る写真が増えることもほぼなかった。 過去に執着がないというよりは理想への執着が人一倍強くて完璧主義で、変わっていくことへの恐怖はないけれど変わって脱ぎ捨てたものへの嫌悪が強かった。楽しかったことでもこだわりにひっかかるものは排除してしまった。記憶もないのに、カメラロールって私の人生なのかも、過去の写真もほとんどない。 写真はすごく鮮明で、側から見ればなんてことないどちらかと言えば"幸せ"に見え

          夏 深夜 写真 過去 刹那 ミンギュ

          記憶

          久しぶりに自分のnoteを読み返してみたら文体が固くて不自然で一生懸命で見苦しくて可愛かった。 昔から形に残すこと、自分を表現することに対してこだわりが強くて完璧主義で、とりあえずでやりたくない!とか変な意地を張っているうちに薄れて消えていった。私の記憶は全然ない。 何から話したらいいんだろう。何から残せばいいんだろう。 夢ですら会えなかったミンギュさんに、SEVENTEENに、会いにいきました。 スケジュール帳の小さなひと枠をキラキラに飾りたくなること、会う約束があるこ