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ちいかわなまま、強くなっていくよ

視野が広くて、いろんな側面が見えて、動じなくて、ちょっと諦念も持ってて冷静で。”大人”にそんなイメージを抱いてた。

私は真正面を捉えがちだし、すぐびっくりするし、わっと喜んだりわっと落ち込んだりする。
そんな自分の幼さ(ちいかわぽさと表現してた)をどうにかしたくて、大人になりたくて、いろんな人を憧れた。

そんなことをポロっとこぼした時に、みんなから「ちいかわな部分はあおいちゃんの中に残したままにして欲しいな…」と言われた。
その言葉からは、少しの愛を感じた。

自分の中にあるものをなくして違うものになろうとすることに違和感がなかったわけではなかったし、そもそものパーソナリティの部分を否定するのも力技すぎるかもと思い、”大人”の定義を見直してみた。そうしたら、冒頭にあるイメージは本当になりたい姿ではないと気づいた。

分解して再構築して

▼視野が広くて、いろんな側面が見えて
うんうん、これはなりたい。物事も人も多面的。その姿をありのまま捉えられる人になりたい。

▼動じなくてちょっと諦念も持って
”動じない”、というのは「見えていなかった側面が見えた時に、衝撃を受けたり動揺したりすること」を無くしたいという意味だな。”諦念を持つ”は、その受け入れ方の一つのアプローチとしてイメージしていたのであって、あんまりしっくりこない。ちょっと違ったな。私は、ありのままを受け入れる強さやしなやかさが欲しいと思っているな。ざわっとする面が見えた時にその感覚をまっすぐ感じ切り、その上で大切にしたい面にフォーカスする強さ。信じるのその向こう。

▼冷静
これもいっかあ。イメージだったな。強さを持った上で喜んだり驚いたり悲しんだり笑ったりどんどんしていこう。

しっくりくる心地よさ

一つ一つ紐といていくと、私の本当になりたい姿は「強さとしなやかさを持った姿」だと捉え直すことができた。
私の中のちいかわぽさとその強さはきっと共存できるような気がするんだよ。ちいかわなまま、強くなっていくよ。


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