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手に触れるもの

「トイレの個室のドアノブだけ綺麗に装飾してあって、部屋のドアノブなどが装飾されてないのはなんでか分かりますか?」

そんなこと分かんない

「どんな生活してたと思います?」
「トイレってどんな場所か考えたら分かりますよ」
館内を案内してくださった金原さんからヒントをもらっていると薄ら分かってきた

偉い人はトイレの個室のドアノブしか触らないんだ

そんな知識が現代で必要になるかはさておき、

知るって面白い

ゲストハウスほりわりの縁側

これが直近3年ぐらいの自分の人生を作っていると思う

もちろん物事を知らなくても時間は過ぎるし生活に影響はない
(生活に影響があるようなことは知ろうとしなくても知るでしょ)

自分が知らなくてもいい情報を、自分から知りにいく

それが楽しい、面白いと思えるようになったから、TOUCAに参加して柳川まで来たのかもしれない

金原さんに柳川藩主立花邸 御花を案内していただいた中で様々な知るがあった

松涛園

何年後でも無くならない

柳川に限らず全国的に結婚式を挙げる人達は年々少なくなっているらしい

確かに自分は結婚式に参加したことも無ければ、今後参加しそうな気配もない、

そんな時代なので、結婚式場は潰れまくってるらしい

客人が使う側の階段は装飾されている。

御花では宿泊、食事、ウェディングを行っているが、金原さんに言わせると御花のウェディングは

何十年何百年先も残り続ける結婚式場

宿泊という面を見ると「泊まれる国指定名勝」で、ウェディングという面を見ると「残り続ける結婚式場」であるのは間違いではないし、何世代にも渡って結婚式を行える場所というのは、今ではかなり貴重

もちろん、残り続けてもダサかったら式を挙げたいと思ってもらえないので、そこは常に磨き続けている
とも言っていた

残し続けるのは現状維持では無理

夜の西洋館

それを踏まえて、時代に合わせてアップデートし続けている御花は宿泊だけでは無い魅力も多くあることを知った

水郷 柳川

水路だらけの柳川

御花のある柳川という地域に目を向けると、水を見ない方が難しいほど掘割と呼ばれる水路が整備されており、川のように流れている

のんびり非日常な川下り

そもそも柳川という地域は

水の取れないまち

だったそう
生活するための水を確保するために、掘割を整備
今では当たり前の存在であり、観光や水害対策において無くてはならない存在になっている

ちなみに掘割の全長は930km

930km!?

直線にすると柳川から地元の東京付近までの長さらしい
それを1から作ったの凄すぎる、、、

水の取れないまちから今では水郷になった柳川

地域を知ることで、ひとつの話のネタになるし住むのが楽しくなる

ちなみに川下りはのんびりと非日常に浸れるので、柳川来たら絶対にしてほしい

亀も日向ぼっこするような良い天気🐢

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