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子ども言われて「ハッ!」とした言葉~「会いたかったから」~

先日の保育参観の日での一コマ。

保育参観後は家族でお出かけして、早々に帰宅後まったりしていました。

すると、息子が「今日泣いたね、なんで泣いたの?」(←息子自身の話です)と聞いてきました。

私は「なんで泣いたの?」と聞いてみました。

すると子どもは「会えなかったから」と言ったのです。

この言葉を聞いたときに「ハッ!」としました。

自分は教室の外にいたので、同じ空間を共にしていると思っていたのですが、子どもにとっては目の前に見えてても、一緒に何かできない状態は会っていないことと一緒なんだなと思ったのです。

このことは、親として「~してるから大丈夫だろう」という思い込みは危険だなと思わされてました。。。

と、同時になんで自分が悲しいのかを理解するようになったんだなという点でも驚きました。

子どもが素直だということは以前から思っていることですが、いつもその理由って直球かつ芯を捕えてるなって思うんです。

今回の息子の泣いた理由も、自分だったら「見えてるのに来てくれないから」など、状況を説明してしまいそうです。

しかしこれでは、来てさえくれれば喜べるということになります。

でも、「会えなかったから」という理由は、会って抱っこして遊んで、といったいつものスキンシップがしたかったことをダイレクトに表していると思ったのです。

こうしたい、ああしたいという理由って大人になると、その状態を取り巻くところにフォーカスしがちで、突き詰めて考えると本当にしたかったことは、もっと直接的なことだったりします。

子どもはそうした直接的な部分をいつも当たり前のように感じていると、子育てをしている中で感じました。

自分がしたいことは何か?を素直に観察すること、受け入れること、直接的な欲求にきちんと答えること、これらのヒントが育児にあるなぁと思わされました。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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