みじかなオハナシ『情憧（じょうしょう）』

道で 枯葉　落ちずに　天に舞い上がる そんな風が吹いている

みじかなオハナシ『10月の　かれは』

太陽が言います 枯れてないよね 私の前では黄金よ

ショートショット『100愛』

才八十詩『先輩　さいごの夏休みを一日ください』

大学に入って初めての夏休み。 きゃぴ。 青空の下、私は運命の出会いをはたす。 オリガミ。 これは、ロックバンドの名。 女友達と行ったフェスで初めて知り、即、ファンになった。 それから一年。 話は変わるけれど、私は、二歳年上の男の先輩、尾崎さんに思うところがある。 サークル仲間で行った岐阜県長良川。 川下りに、「山を登りたい」プリントのＴシャツを着て来た人。 無頓着で可愛い。 ロックに興味がないとは知っている。 けれどライブに一回も一緒に行けていない。 つきあって一年になるの

みじかなオハナシ『ポジション』

きつねが絶賛。 「人間って、すごいね」 「うん。はっぱで、好きにものをかえちゃうなんてね」 はっぱって、ことのはのことかな？ ことのはを、本とかで、お金に換えているから？ だったら、きつねさん。 本物の葉っぱ、お金に変えているじゃない。 「人間技だよね」 「うん。コピーライターや小説家は、これで、世界もかえるらしいよ」 なんてリッチ。

ショートショット『ひとり、夏になる春』

ショートショット『かう時間』

キャッチコピー　そして　ショートショート『徳が、新しい雇用を生むかもしれない』

徳を、はかる方法は、まだない 時計がうまれる前の、時間をはかる方法のように カッチッ、カッチッ、カッチッ、カッチッ…… いま、19時 まもなく、時計に関わる企業規模、新しい雇用を生む時刻だとお知らせします

ショートショート『遊ぶ』

遊び？ それ、学び。

ショートショート『よい天樹』

たくさんの葉を、たくさんの掌で、もちあげていた樹。 葉をちらした……。 今、天をすがすがしく、もちあげている。

コピー『妖力は省力。』

例：光合成する枝

ショートショート『まつほっこり』

待つ子は、きっと、おとなになって、健やか、穏やか、まず自分を大切にできて、ひとも大切にできて、お金を持っていて、しあわせで、それに感謝していて、おじいちゃんになって、感謝しながらいく。ほっこり。